この記事を書く経緯
ほぼ全く同じ症状で2台のSurfaceを壊したため。
ここに来てくれた人へ
症状が出るようになった経緯をコメントして頂けると嬉しいです。共通点を見つけたい。完全放電なんて無駄だよね。
注意事項
この記事の中での「Surface」は、「Surface Go 3」のことを指します。
壊したSurfaceの状態(外観)
電源を入れると一瞬Windowsロゴが出てくるが、その後、UEFIが起動するタイミングで画面が映らなくなる。
しばらくするとType Coverのバックライトが光り、Windowsの起動音がする。
USB Type-CポートにHDMIの変換コネクタを繋ぐと外部モニターに出力できるため、内部でWindowsは動いている。
タッチ入力とSurfaceペンによる入力は動作していない。
1台目は画面が映らなくなった日の昼頃にタッチが効かなくなり、夕方に画面が映らなくなった。
2台目は昼頃にタッチが効かなくなり、その時点でデバイスマネージャーにエラー表示(I2C HID デバイスとNxpNfcClientDriver)、その日の夜に画面が映らなくなった。
つまり、本体の液晶、Windows共に生きているが、Windowsと液晶の間にある何かの動作がおかしい。→起動時の画面が映らなくなるタイミングも考えるとUEFIの不具合…?
壊したSurfaceの状態(内面)
デバイスマネージャーを見てみると、1台目は
- I2C HID デバイス
- NxpNfcClientDriver
にエラーが出ていて(エラーコード10、デバイスが開始できません)、モニターが「非汎用PnPモニター」として認識されていた。(正常なSurfaceは「汎用PnPモニター」として認識される)
2台目は
- I2C HID デバイス
にだけエラーが出ていた。NxpNfcClientDriverにもエラーが出ていた時期があったが、画面が表示されている頃に回復ドライブから再インストールを行うと直った。モニターは汎用PnPモニターとして認識。
壊した2台に共通すること
- Windows11 21H2
- bitlockerオフ
- Windowsが起動しているところから、回復→ローカルからWindowsを再インストールしている
ポイントだと考えているところ
-
「ローカル」から再インストール
回復ドライブから再インストールを繰り返している友人のSurfaceには症状が現れない、再インストールをしていないSurfaceにも問題はない。
1台目は再インストール後約1ヶ月で画面が映らなくなった。
2台目は再インストール後5日で画面が映らなくなった。
再インストールするだけでは症状は現れず、その後の何かの更新によって不具合が起こる…? -
「Surface UEFI」は書き換えができない
Windows Updateから他のアップデートと共にダウンロード&インストールされるが、その後手動で書き換えができない。MicrosoftのWebサイト上で公開されているのは「ドライバ」であって、UEFIではない。
2022/11/28時点の予想
Surfaceをローカルから再インストールすると、「Surface UEFI」に何かしらの不具合が起こり、その後のアップデートによってOS側とハードウェア側の間の連携が取れなくなるのではないか。
まとめ
全く確証は無いけれど、とりあえず予想として書いてみました。1台目は購入後約8ヶ月で、2台目は交換(1台目と)後約10日で発生したので、何かしらの不具合を抱えているんじゃないかなぁと思っています。コメントお待ちしております。