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React × Firebase でエンジニア向け特化型SNSを開発しています

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これは、ひとり開発 Advent Calendar 2019 の23日目の記事です。

はじめに

新卒( 2019年12月で退社 & 転職活動始めます!)でエンジニアをやっている筆者が、友人と一緒にここ数ヶ月開発しているサービスについて書きたいと思います。ちなみに、2020年1月中にα版をリリース予定、3月1日にはこのサービス開発についてまとめた本を技術書展で出版します。みなさん、技術書展の会場でお会いしましょう。

開発中サービスについて

エンジニアのためのプラットフォーム: 「Jeeek (ジーク) 」

サービス名についてですが、色々あってとりあえずこの名前にしています。由来はあるのですが今回の記事では省略します。

概要を最初にざっくり言うと、エンジニアの活動 (学習・転職) を支援するSNSライクのプラットフォームです。詳しくは、以下で述べていきます。

Why?<なぜ作ったのか>

まずは、なぜ***Jeeek(ジーク)***を開発・リリースしようと考えたのかを書いていきます。

活動共有、コミュニティ形成の需要があると感じたから

Twitterでは、 「#100DaysOfCode」 や 「#未経験エンジニアと繋がりたい」 といったハッシュタグをよく見かけた時期がありました。これらは、自身の活動の共有を行いたい・共有することで自分にプレッシャーをかけ継続させたい、同じような境遇の人同士で切磋琢磨し合いながら成長していきたい、などの想いがあると思います。また、他分野からIT業界への流入、プログラミング義務教育化など、時代の潮流と共にITエンジニアの増加が想定されます。

しかし、エンジニアが対象とする技術分野は幅が広く、初学者にとっては情報の取捨選択が難しいこともあり、初期は何から勉強をしたら良いのか、また実際に手を動かした後も何が分かっていないのか分からないといった状態が生まれやすいです。経験の浅いエンジニアと経験豊富なエンジニアの間に存在する情報の非対称性を狙って不当に高額なプログラミングスクールなどの情弱ビジネスも横行しています。これでは、たとえITエンジニアの人口が増加したとしても脱初心者にとても時間がかかってしまいます。こういった現状を変え、エンジニアの活動がより身近で楽しいものになったり、相互に刺激し合う環境がオンラインで構築できたり、駆け出しエンジニアの勉強コンサルにもなるようなサービスがあったら面白いのではないかと考えサービス開発を始めました。

How?<どう実現するのか>

次に、「じゃあどうやってそれを実現していこうと考えているの?」ということについてです。基本的に、現在実装中のものはエンジニア向けに特化したSNSというイメージで、今後これに機能を追加しながらエンジニアの活動全体を支援するプラットフォームにまで拡張していく予定です。

ユーザーの活動をSNSライクのタイムラインで共有します

スクリーンショット 2019-12-23 21.41.52.png

メインとなるのがタイムライン機能です。普段の活動をテンプレートベースのシンプルな投稿で共有します。例えば、『◯◯技術書の1章を読んだ』『◯◯のイベントに参加した』などです。また、エンジニアの活動はインターネットにアウトプットされることが多いことから、外部サービスでの活動を自動収集および自動投稿も可能です。外部サービス (GitHub, Qiita, connpassなど) のAPIを利用して連携させることで、外部サービスでのアクティビティを自動で取得しタイムラインで共有します。例えば、GitHubと連携済みユーザーであれば『新しく1つのcommitをしました』のような投稿を自動で行うことができます。

また、日々の投稿のログ (投稿に設定するタグ) から、ユーザーのスキルスタックを可視化・共有します。そして、それらに基づいて特定の技術でのユーザーランキングも表示します。

What?<ユーザーはどうなるのか>

次に、「***Jeeek(ジーク)***のユーザーはどういうことが嬉しくて利用するの?」ということについて書いていきます。

他のエンジニアの活動を自身の活動に役立てることができる

タイムラインで活動を共有することで、他のエンジニアのアクティブな活動を知ることができ、切磋琢磨する環境ができたり、良質な記事・文献にアクセスしやすくなります。また初学者にとっては、ロールモデルを発見できる可能性が高まり、自身の勉強の指針にもなります。これに加えて、技術ベースでランキングが確認できるので、自身の立ち位置を客観的に認識することげできます。

また、ユーザーのスキルスタックが公開されるので、スカウトする/されるの機会を作ります。これらのスキルスタックは日々の活動に紐づいて自動生成されるので、定期的に手動でアップデートする必要もありません。

ちなみに、スキルスタック自動生成 + 企業とマッチングについては、LAPRASさんのサービスが有名です。これに対して、***Jeeek(ジーク)***はより粒度の細かい活動を共有したり、和気あいあいとしたアクティブなコミュニティ形成を実現したいため、SNSの機能に重きを置いています。

開発環境

最後に、***Jeeek(ジーク)***の開発環境について簡単に紹介します。

技術スタック

スクリーンショット 2019-12-23 8.01.22.png

使用技術やツールなどは全て上の図に載っている通りです。

インフラにGCP、バックエンドにGo、フロントエンドにTypeScript × Reactを使っています。ちなみに僕はフロントエンドを担当しており、TypeScript, React, Redux, Redux-Saga, Figmaなどを使用しています。

おわりに

プライベート開発では、サービス企画からスプリントプランニング、UI設計、実装、リリーススケジュール、リリース後のアップデートおよびマーケティングまで全て自分たちで考えながら実行・経験できることがとても面白いと感じています。また、それと同時にその大変さも感じ、実際にリリースや運用を行っている全個人開発者のことをリスペクトするようになりました。***Jeeek(ジーク)***も僕個人もまだまだ道半ばですが、引き続き精進していきます。冒頭でも述べましたが、これに関連した本を技術書展で出版するので、次は3月1日の技術書展でお会いしましょう!

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