はじめに
前回、自宅ファイルサーバの構成についての記事では、ファイルサーバの開発歴史について紹介しました。
まだご覧になってない方は前回の記事もぜひご覧ください。
さて、今回は現在のファイルサーバの構成について紹介していこうと思います。
前回紹介した記事の「ファイルサーバ第二号バージョン2」の構築環境にプラスして、前回では紹介しきれなかったもう一つのファイルサーバも紹介します。
1.ファイルサーバ二号バージョン2にはもう一つのファイルサーバがあった
実は、このサーバ構成をもう少し細かく見ていくと、以下のようなファイルサーバ構成になっています。
・(SFTP+Jellyfin+Grafana)サーバ 2台構成
・sambaサーバ 1台構成
1.1.なぜこのような構成になったのか?
結果から言いますと「データの安全性」・「作業の効率化」・「システム構成のシンプル化」の観点からこのような構成となりました。
前回の記事で漏電によるブレーカダウン時のサーバダウン(実体験)
という項目で紹介させていただいた内容のような停電によるサーバダウンしてもシステムの損傷を最小限に抑えることと、システムの破損によるサーバ起動不可を防ぐという目的でこのような構成となりました。ちなみにサーバダウンした時は、上記の構成で稼働させていたため、無事にシステム損傷もなく通常に復旧することができました。
1.2.データの安全性と作業の効率化について
この課題を解決するためにSFTPとSAMBAを組み合わせることによって安全性と作業の効率化を向上することができました。
今回の設計では、SFTPとSAMBAを以下の条件を決め設計を行いました。
|SAMBA
・PC(クライアント側)から簡単にアクセスでき、データの編集等が簡単に行えること。
・PC(クライアント側)のソフトのデータを保存できること。
|SFTP
・データを安全にサーバに転送できること。
・大容量のデータを保存できること。
・データの閲覧のみによる誤消去を防止すること。
1.2.1.SAMBAとSFTPの活用用途を決める
|SAMBA
現在では、SAMBAサーバのストレージ不足が課題となり今後ストレージ増量が出来次第、クライアントPCのバックアップサーバと共有サーバとしての活用を検討中、それまでは、クライアントPCの一部ディレクトリのバックアップとソフトウェアのデータの保存場所として運用。
|SFTP
重要なデータの保管及び、その他ドキュメント資料の保存等
1.3.現在の課題
SAMBAサーバを有効に活用しきれていない、活用用途が不明なため様々な種類のデータが混在しているため、ディレクトリ内の整理整頓がしきれていないのが現状です。
なので、データを整理しどのような種類で分けていくかを検討研究していこうと思います。
2.まとめ
ここまで読んでくださりありがとうございました。
今回この記事を書いたことにより、ファイルサーバをまだまだ有効に活用しきれていないということがわかりました。
また、SAMBAサーバの活用用途が不明確な状態のため、作業効率が悪いということがわかりました。ぜひ、ファイルサーバのフォルダー整理が得意な方などがいましたら是非教えていただけますと幸いです。