##1.はじめに
この記事をはじめとした「AWS基本知識」シリーズでは、ある程度細かくした分野ごとに知識をまとめることで、「このサービスにはどのような種類があるのか」ということを理解し、自分がその中のどのサービスを必要としているのかの判断等に役立てていただけること思います。
##2.Amazonのデータベースサービスの種類
・Amazon RDS
関係データベース(RDB)型のデータベースで、トランザクション処理を行う場合などで汎用的に利用される。
・Amazon Redshift
ペタバイトもの大規模なデータを高速で扱うことができるデータウェアハウスで、分析に利用される。
・Amazon DynamoDB
Key-Value型のNoSQLデータベースで、容量に制限がないのでデータ収集等の大容量データの蓄積に利用される。
・Amazon ElastiCache
フルマネージド型のインメモリデータベースで、非常に高速なアクセスが可能でキャッシュなど一時的なデータ保存に利用される。
##3.まとめ
Amazonのデータベースサービスは、基本的にはAmazon RDSが利用されるケースが多いですが、大規模なデータを分析する場合はAmazon Redshift、Key-Value型のNoSQLデータベースが必要な場合はAmazon DynamoDB、キャッシュとして利用したい場合はAmazon ElastiCacheなど、用途によって様々なサービスが利用できます。ぜひ自身のニーズに合ったサービスを利用してみてください。