Quiitaを訪問中のエンジニアの皆さんなら、知識ではなく、体感として知っていると思いますが、正規表現を身につける前と後では圧倒的に「できること」の範囲が広がります。むしろ、エンジニアで正規表現を書けないと仕事にならない。。。が現実でしょうか。
今、その流れがマーケターにも来ていると思います。
マーケターにも正規表現が求められる訳
マーケターにとって正規表現を使える場所が増えてきています。例えば、以下です。
使える場所が増えてきているということは、正規表現を書ける人はどんどん書いて、自分に必要な分析を行い、書けない人は悔しいけれど、涙目。という状況があちこちで起きているってことなんじゃないかと思います。
- GA4の探索レポートのフィルタ
- GA4の探索レポートで使えるセグメント
- Looker Studioの関数
- Tableau Desktopの関数
- BigQueryなどのデータベース
特に、5番については、Googleが頑張っているので、Google Search Consoleのデータ、GA4のデータがBigQueryにエクスポートできます。検索クエリ、URL、ページタイトル、参照元などを柔軟に分類するのにSQLの中で使える正規表現を使った関数はものすごくパワフルです。
書けないのはもったいない。マーケターも、正規表現書けたほうがいい。
正規表現は「学パ」のよい学習分野
どんなことも学ぶにはコストがかかります。時間や、エネルギー、情熱、教材代などです。
一方、学んだ結果のリターンもあります。
すると、コストとリターンを対比したパフォーマンス、いわば「学習パフォーマンス」とでもいえる概念が成立しうるでしょう。数値ではだせないけれど、どれだけのコストをかけて学べば、どんなリターンがあるのか、、、についての概念的な比率です。
正規表現はその「学パ」が非常に高い学習分野だと思います。
勉強はそんなに大変じゃないけど、身につけばすごくお得。マーケターも、正規表現書けたほうがいい。
正規表現を学ぶなら、ぜひ、Udemyのこの講座で
という訳で、マーケターの方にもぜひ、正規表現を学んで欲しいな。と思ってます。で、ここで我田引水的に宣伝しますと、わたし、Udemyで正規表現の講座を持っていまして、自画自賛的ではありますが、その講座が評判よいので、ぜひ、正規表現を学びたいマーケターの方にご紹介したいな。と。
講座はこちらです。
映画1本分の学習時間で分かる!書ける! 分析担当者のための正規表現入門
https://www.udemy.com/course/regexp_with_drill/
理由は以下の2つです。
ネット上の練習用ツールを使って「手を動かせる」
正規表現は、お題があって、それを解くために手を動かすと身につく。そういった種類の技術です。ということは、勉強するにあたっては、ふんだんに手を動かす講座が望ましいということになります。
わたしのリリースしている講座では、ネット上のTableau Publicを利用して、つまり、PCになんのソフトウェアをインストールすることなしに、演習環境を用意しています。以下がその画面です。
マッチ判定で、 .+ つまり、なんでもよい文字や数字の1回以上の繰り返しを抽出した状態がこちらです。
一方、「Aで始まる名前」をマッチさせるために、 ^A と記述すると、以下の通り「真」には、Aで始まる名前だけが該当します。
『「Aで始まる名前」に該当する氏名の平均文字数は何文字ですか?』 といった形での出題を数多く用意していますので、手を動かして正規表現を学ぶことができます。
評判が(お陰様で)よい
以下は12月8日時点での講座別のレビューの評点(5点満点)です。わたしがリリースした10本のUdemyの講座の中で、なんと、もっともレビューの評点の良いのがこの講座なんです。
正規表現を学びたいという方は、ぜひ、検討してみてください。