君は「はいだらー!」を知っているか?
間違えた。
君はZOEを知っているか?
ZOEとは、ZONE OF THE ENDERSの略で、とあるロボットアクションゲームシリーズの総称です。
今回はそんなZOE好きが、作中に登場する戦闘支援AIであるADAを模したアプリを開発した話です。
完成したデスクトップアプリがこちら
なぜこのアプリを作ったのか
元々、AIにキャラクター性をつける方法などを見かけるようになったタイミングで、
「自分ならADAがいいなあ」
「ADAに、『独立戦闘支援ユニットADAです。操作説明を行いますか?』って言われたら絶対テンションあがるなあ」
と思っていました。
しかし!
Copilot・Claude・Codexのいずれも、回答にキャラクター性をつけることはできるものの、初回起動時に特定のメッセージを送信する機能はなかったのです。
最近になってClaudeとCodexを両方使うようになったこともあり、入り口を統一した自分好みのAIインターフェースが欲しいなあと思っていたので、これを機に自分の願いを叶えたろっと思ったのでした。
(余談)1回ループエンジニアリングの管理ツールとしてADAを作っていたのですが、色々思うところがあってループエンジニアリングはやめたので、今回のシンプルなIF提供アプリに最終的に落ち着きました。
色々自分の願望を詰め込んだ機能群
どうせ使うならちゃんと実用的に、日常使いでADAを使えるようにしたかったので、色々凝った作りにしています。
対話モード
まずはAIとの対話機能ですね。
新しくセッションを立ち上げると、念願だった「独立戦闘支援ユニットADAです。操作説明を行いますか?」が必ず表示されるようにしてあります。
これだけでテンションが上がりますね!
実用面では、メッセージの主体や実行結果などがわかりやすく残るようにしています。
対話オプション選択
モデルを切り替えると、モデルに応じたAI(Claude or Codex)が選択されるようになっています。
プランモードもオンオフ切り替え可能、@始動でターミナルコマンドも実行可能です。
Haidaraオプションは、ケンが「はいだらー!」と叫んでくれる機能……ではなく、人間の判断なしでAIがゴリゴリ進めるモードです。
ちなみに「はいだらー!」はZOE内にてケンという登場人物が発する有名(?)な台詞です。
作者様曰く、特に意味はないらしいです。しかし、なんかこう、心に残る(たぶん)。
内容的にはエヴァ風にBeastモードにするという手もあるなあと思っていましたが、初志貫徹、ZOEとしての世界観で統一することを優先しました(誰も求めていない葛藤ですが)。
その他のオプションは下記の通り。
- 評価:計画や実行結果などを、評価欄で設定した内容に基づいて自動レビューする機能です。レビュー方針は敵対的か網羅的か選べます
- Stack:ブランチを作成する際、Stack分割するかどうかの選択機能です
- GitHub:GitHubのリモートブランチと連携するかどうかの選択機能です
- Cloud:ClaudeまたはCodexの提供するクラウド環境にて実行するかどうかの選択機能です。最近職場の人からクラウド環境での実行を開発体験としておすすめされたので追加してみました
フォルダツリー & ファイル編集
フォルダツリーはZed風のツリー表示やアイコン表示にしています。
mdファイルとHTMLファイル、git_ignoreなどのテキストファイルは、AIへの実行指示や調査結果の生成物などでよく利用するので、プレビューや編集ができるようにしてあります。
ソースコードなどのファイルは今のところ表示・編集可能にしてないです。
そこまでいくとちゃんとしたIDE使った方が早い & 機能的にも色々便利と思っているので、デフォルトアプリで開けるようにだけしてあります(ソースコードであれば、自分の場合はデフォルトアプリがzedになっています)。
タスク管理機能
定期的に実行したい指示はタスクとして管理できるようにしています。
実際にはアプリが立ち上がっている時にしか実行されない仕組みなので、ClaudeやCodexのスケジュール機能のようにはいかないです。
が、自前で作っている分、色々と細かいところ融通が効くので、わりと重宝しています。
(逆に端末を起動している時だけ実行して欲しいようなケースもありますしね)
残セッションの一括表示
地味に嬉しいやつ。
画面下部に常時表示し、処理実行完了時に更新するようになっています。
結論
ADAに指示出して、ADAから応答が返ってくる……楽しい……!
日々のテンションが細かく上がっていくのって大事ですよね。
機能的に言えばOrcaとか使えば手っ取り早いのは間違いないです。
が、やっぱりね。
ロマンって大事だよね……
仕事で使えるかどうかはどのぐらい作り込むか次第ですが、自分好みのAI(および操作IF)を育てていくというのはなかなか面白いなと思いました。
それはそれとして、『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS』絶賛発売中です(宣伝





