自分の本業は経理なんですが、ここ最近経理とプログラ
ミングの相性の良さを感じています。
もっと早くプログラミングの勉強始めときゃよかったなー
と思う日々です。
まだまだプログラミングの知識は浅く狭くで、くるぶし
くらいまでしかそっちの世界に浸れてないんですが、
便利だったものを書きなぐります。
会社PCのOS:Windows 10
■VBA
効果 ☆☆☆☆☆
習得コスト ☆☆☆☆☆
用途:CSVやEXCELデータの編集
業績分析
その他
プロの方々から言わせるとプログラミング言語と言って
いいかどうかというレベルかもしれませんが、未だに
Excelが幅を効かせている会社では最高に便利です。
データを整形したり、複数のファイルを端から開いて
データ取ってきたり、仕事中に株価スクレイピングして
きてグラフ化したりなんかもワンクリックです。
VBAだけで何かやるというより、Excelのグラフとか
オートフィルタなんかの機能と組み合わせるとほんとに
いろいろなことができる。
そして何より習得コスト(金、時間)の少なさが最高です。
Excelさえあればいいので、何かをインストールしたり
パスを通すとかしなくていいのも初心者には嬉しい。
他のメンバーにも配布できます。
個人的にはコスパ最強です。
■Bash
効果 ☆☆☆
習得コスト ☆☆☆☆
用途:PC内のファイル整理、検索
家でUbuntuを使っているので会社のPCにもWindows
Subsystem for Linux(WSL)入れて使い始めました。
PC内の無駄なデータを消して容量を軽くするためには
find /mnt/d/ -size +50M > large.txt
とかで大きなファイルを見つけて削除してます。
※自分は基本的にデータはD:ドライブに保存してます。
何かのファイルを探すときも、エクスプローラーの
検索窓に単語入れて検索してもいいんですが、データ量が
増えるとアホみたいに時間がかかるうえにフォルダを
移動した後にもう一回検索結果を見ようとすると
再度検索が始まります。
findの方が断然早いしテキストに出力できるので個人的に好き。
find /mnt/d/ -name '*検索文字列*' > find_result.txt
です。
■python
効果 ☆☆☆☆☆
習得コスト ☆☆
用途:大きめサイズのデータ分析
ハードル高めです。でも便利です。
Excelで100MBのCSVとかにVLOOKUPかけるとすぐに死んで
しまうので、以前は大きいサイズのデータを扱うときだけ
ACCESSを使用してました。
でもACCESSもけっこう遅いんですよね。金かかるし。クエリの
ウィザードとかもよくわかんないし。(勉強不足)
pythonのpandasなら数百MBのデータも余裕ですし、
jupyterでnotebook作っとけばプログラムの再利用もすごく
簡単です。
SQLiteから簡単にデータ取って来れるのも便利。
■awk
用途:CSVデータ編集
正確にはgawk使ってます。
今の会社で経理やってるとCSVファイルを手動でエクスポート
してきて編集する機会が多いんですが、ExcelのVBAよりawk
の方が断然高速です。
スクリプトもシンプルで好き。
.cmdファイルを作って呼び出して使ってます。
あと、検討はしてみたものの現在自分では使っていない言語
■java
習得コスト高い。static void mainとか出てきた時点で
諦めました。
あとpythonのpandasみたいなライブラリが見つからなかった
ので、Excelみたいな2次元データを扱う用途には向いてない
かな?と思っています。
■javascript
ブックマークレットは便利です。古くてIEでしかアクセス
できないシステムには今も使ってます。
ブラウザにパスワード覚えさせてしまえばいいという話も
ありますが。
■Google Apps Script
アイデアしだいでは便利そう。
でも使いみちが思い浮かびません。
■R
ほとんど趣味。
RSTUDIOとggplotはほんと合理的で好き。
以上、経理屋の視点からいろんな言語を1年半やってみての
感想でした。
あとは言語じゃないんですが、あっちこっちのシステムに
分散しているデータを手元のSQLiteにまとめて保存しとく
ようにしたら仕事が捗ってます。
プログラミング知識も有益だけど、情報の一元化とか仕組み
のシンプル化みたいな原則論も大事だなーと。