FreeBSDににおいてVirtualBoxの画面で操作をしていると様々な不便さを感じると思います。例えば、「画面がスクロールできない」と言うことです。
そのため前に何をしたのか確認することができません。そこでSSHを用いてmacではターミナル、windowsではコマンドプロンプト?(windowsよくわかりません。)で操作を行うことができれば快適に作業をすることができます。
VirtualBoxを立ち上げ、「ファイル」 → 「ホストネットワークマネージャー」をクリック
「作成」をクリックしてvboxnet0を作成します。ここのIPアドレスが今後重要になってきます。しっかり覚えておいて下さい。また、ここに書いてあることを覚えておいて下さい。
作成できたら「閉じる」を押して下さい。
続いてFreeBSDを選択した状態で「設定」をクリック。メニューバーから「ネットワーク」をクリックし、「アダプター2」をクリックし、「割り当て」に先ほど作成したホストオンリーアダプターにし、名前がvboxnet0になっていることを確認。
設定できたら「OK」で閉じて下さい。
では、ホストオンリーアダプターがしっかり適応されているかを確認しましょう。
macbook:~ user$ ifconfig
...
vboxnet0: flags=8843<UP,BROADCAST,RUNNING,SIMPLEX,MULTICAST> mtu 1500
ether 0a:00:27:00:00:00
inet 192.168.56.1 netmask 0xffffff00 broadcast 192.168.56.255
ifconfigコマンドを実行して先ほどの vboxnet0 の行があれば大丈夫です。
それではFreeBSDを起動していつも通りログインしましょう。suコマンドでroot権限で動けるようにしましょう。suコマンドができない方はこちら
# Freebsdの設定
bsdconfig
「Network Interfaces」を選択
FreeBSDの設定画面で見たネットワーク1とネットワーク2(ホストオンリーアダプター)が表示されている。「em1」をクリック。
「DHCP」→ Enabled(自動でIPアドレスを割り当てる機能を有効化)
「ipaddr」→ 192.168.56.102(IPアドレスの設定)
※vboxnet0の初期設定では、IPアドレスが192.168.56.0/24なので最後の 0 を1~254の適当な数字を割り当てましょう。私は102にしました。特に意味はありません。
「OK」を押してあとはbsdconfigを終了しましょう。
それではSSHを実行してみましょう。
macbook:~ user$ ssh name@192.168.56.102
# nameはFreeBSD内で使っているアカウント名
# @後ろのアドレスは自分でbsdconfig内で設定したアドレス
Password for name@Hostname:
# パスワードを入力します。
Last login: Tue Mar 13 08:02:35 2018
FreeBSD 11.1-RELEASE (GENERIC) #0 r321309: Fri Jul 21 02:08:28 UTC 2017
Welcome to FreeBSD!
# ログイン完了!
...
今日はここまで