少し前にSony Spresense で TFT LCD を動かしてみたという記事を書きましたが
今回Spresense拡張ボードを必要としない、Spresense本体だけでカラーTFT LCDを使えるようにドライバーボードを作りました。
小型のカラーTFT LCDもずいぶん安くなり1000円前後から購入できるようになりました。
今までは安いOLEDを使っていましたが、ほとんどが単色表示しか出来ませんでしたが、これでフルカラー表示が出来るようになりました。
今回作ったボードは スタッキングピンヘッダ を実装していますので、通信用のボード等をスタック出来るようになっています。
以下の写真は今回作ったLCDドライバーボードと LTE-M通信ボード CO2センサーの組み合わせです。
このセットでCO2濃度、温度・相対湿度を測定してデータをCloudにアップロード出来ます。
かなりの小型化が実現できていると思います。
Spresense本体にTFT LCDドライバーボードをセット
回路図はGITHUBにアップしています。
サンプルプログラムは「Sony Spresense で TFT LCD を動かしてみた」と同じく
Adafruit-ST7735-Library を使いました。
(今回はST7735を使った表示器でテストしました)
小型TFT LCDは数多く販売されていますが、ピンの配置に統一性が無いので複数の基板を作っています。(現在3種類)
今後もパターンを増やして行く予定です。
短いですが表示サンプルです。
https://www.youtube.com/shorts/MdkEY4RHE2g
現在 Spresense SDK でTFT LCD を使うプログラムに悪戦苦闘中です。
元々Nuttx の知識がないのが原因ですが(泣)
上手く行ったら記事をアップします。