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SONY Spresense用の6軸センサーBMI270ボードをArduino IDEで動かしてみた

Last updated at Posted at 2022-09-13

SONY Spresense用の6軸センサー(BOSH社製BMI270)ボードをArduino IDEで動かしてみました。
image.png
BMI270ボードのSpresense Main boardへの取り付け方法
image.png
使用した機器
Spresense Main board
BMI270 Add-on board

プログラム開発環境
Arduino IDE

ベースにさせていただいたソースコード
TomonobuHayakawa/BMI270-Sensor-API
(いつもお世話になっている T.Hayakawa 様のGitHubリポジトリ)

上記のGitHubから Arduino IDE用のソースコードと必要なファイルをダウンロードします。
(丸ごとクローンしてローカルでコピーした方が早いかも)

必要なファイル
BMI270_Arduino_example/BMI270_Arduino_example.ino
bmi2.c
bmi2.h
bmi270.c
bmi270.h
bmi2_defs.h

この6個のファイルをArduino IDEの作業フォルダーに BMI270_Arduino_example フォルダーを作ってその中に入れます。
BMI270_Arduino_example.ino をダブルクリックすると Arduino IDE が起動して6個のファイルが開かれます。
image.png
エラー無くコンパイル出来るはずです。

なお、BMI270のI2Cアドレスは、ディフォルトのままであればソースの変更は必要ありませんが
JP1をショートしている場合は BMI270_Arduino_example.ino の64行目を
bmi2.dev_id = BMI2_I2C_PRIM_ADDR;
に変更してください。

実行結果
プログラムが起動したらなんでも良いので1文字送信してください、計測が始まり、
傾けたり、振ったりしたらデーが変化します。
image.png

ライブラリとしてインクルード
TomonobuHayakawa/BMI270-Sensor-APIはライブラリとして Arduino IDE に取り込むことが出来ました。
ライブラリとしてインクルードすると、もっと簡単に扱うことが出来ます。
メニュースケッチからライブラリをインクルード.ZIP形式のライブラリをインストールをクリックします。
2022-09-14.png
ダウンロードしたBMI270-Sensor-API-master.zipを選択します。
2022-09-14 (1).png
ライブらラリが正しくインクルードされたら以下のメッセージが表示されます。
2022-09-14 (2).png
ファイルエクスプローラーで確認すると Arduino/librariesフォルダーの中に BMI270-Sensor-API-masterフォルダーが出来ているのが確認出来ます。
2022-09-14 (4).png
スケッチ例の中にBMI270_Arduino_exampleが有るのでこれを開いてください。
2022-09-14 (5).png

最後に
半導体不足の影響を受けて加速度センサー類の入手が難しくなっていて、このBMI270もやっと入手できました。

この記事はArduino IDEを使ったやり方について書きましたが、
Spresense SDK を使われる場合は以下の記事を参考にしてください。
SONY Spresense用 6軸IMU BMI270センサーボードをSPRESENSE SDKで制御してみました

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