Spring Boot の環境構築 を Web UI（Spring Initializr）を利用して行う備忘録です。ぜひ参考にしてください。
環境はApple M1 Pro、java17です。

1. Spring Boot プロジェクトの作成

1.1 Spring Initializr にアクセス

以下の URL にアクセスします。

Spring Initializr

1.2 プロジェクトの設定

設定項目	値
Project	Maven
Language	Java
Spring Boot Version	3.4.2
Group	`com.example`
Artifact	`spring-boot-app`
Name	`spring-boot-app`
Package Name	`com.example.spring-boot-app`
Packaging	`Jar`
Java Version	`17`

1.3 依存関係の追加

プロジェクトの依存関係（Dependencies）を選択します。

✅ Spring Web（REST API を作成するため）
✅ Lombok（ボイラープレートコードを削減）
✅ Spring Boot DevTools（開発用のホットリロード機能）

1.4 プロジェクトの解凍

Generate ボタンをクリックし、ZIP ファイルをダウンロードします。

ダウンロードした spring-boot-app.zip を解凍し、作成されたフォルダを開きます。

unzip spring-boot-app.zip
cd spring-boot-app

2. プロジェクトの起動

2.1Maven の依存関係をインストール

プロジェクトのルートディレクトリで以下のコマンドを実行し、Maven の依存関係をダウンロードします。

./mvnw clean install

2.2Spring Boot の起動

以下のコマンドで Spring Boot アプリケーションを起動します。

./mvnw spring-boot:run

成功すると、以下のようなログが表示されます。

started on port 8080 (http) with context path '/'

ブラウザで http://localhost:8080 にアクセスすると、アプリケーションが動作していることが確認できます。
まだルーティングを設定していないのでWhitelabel Error Pageが出ます。

動作確認ようのAPI作成

環境構築が完了したら、簡単な REST API を作成して動作を確認しましょう。

3.1 コントローラーの作成

src/main/java/com/example/springbootapp/controller/HelloController.java を作成し、以下のコードを追加します。

package com.example.springbootapp;

import org.springframework.web.bind.annotation.GetMapping;
import org.springframework.web.bind.annotation.RequestMapping;
import org.springframework.web.bind.annotation.RestController;

@RestController
@RequestMapping("/api")
public class HelloController {

    @GetMapping("/hello")
    public String hello() {
        return "Hello, Spring Boot!";
    }
}

3.2 API の動作確認

ブラウザで http://localhost:8080/api/hello にアクセスすると以下のレスポンスが表示されます。

{
  "message": "Hello, Spring Boot!"
}

4まとめ

✅ Spring Initializr を使用してプロジェクトを作成
✅ Maven で依存関係をインストール
✅ Spring Boot の起動と API 動作確認

この手順で Spring Boot の環境構築が完了しました！
次は、実際のアプリケーション開発を進めていきましょう。