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CloudFrontのエラーキャッシュのTTLを変更する

Last updated at Posted at 2014-07-17

CloudFrontを使ってるとオリジンサーバで404などのエラーレスポンスが発生すると、暫くの間(デフォルトは5分間)CloudFrontは裏にリクエストを投げなくなります。その暫くの間ユーザには常にエラーページが返されます。

よくある光景

このデフォルトの挙動は、

1回エラーになっちゃったけどもう裏は正常化してるのにまだエラーが返ってくる。もぅヤダァ…早く元に戻ってよぉ……。

っていう経験を産み、その体感時間はとても長く感じて心臓に悪いです。ていうか数分レベルなんで実際長いです。

解決!

で、この時間を短くするにはどうすればいいんだろう?裏で404の時もCache-Controlヘッダーとか投げたら効いてくれるのかな?などと悩んでみましたが、実はコレ Custom Error Response で出来ました!

僕は Custom Error Response って、てっきり独自デザインのエラーページを返すための機能だと思ってたんですが違いました。これ実は カスタムページのパスは必須じゃなかった んですね!単にエラーになったときの 復帰までのTTLをカスタムするだけの用途 でも使えたということに遅まきながら気がついた(^^;

なので例えば↓こんな設定をしておけば、例えファイルを置く前に間違えてアクセスして404をキャッシュされちゃったとしても10秒ですぐにオリジンを確認してもらえるようになります。

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ヤッター、めでたしめでたし。

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