この記事を読んでできるようになること
EC2にSSHログインし、環境構築を行うことができる。
記事を読むにあたってのお願い
私はAWSの初学者で、アウトプットをすることで知識を定着させるためにこの記事を書いています。内容に誤りがある場合は、コメントをいただけますと幸いです。
学習に使用した教材
AWS:ゼロから実践するAmazon Web Services。手を動かしながらインフラの基礎を習得
https://www.udemy.com/course/aws-and-infra/
SSHとは
Secure Shellの略で、リモートコンピュータと通信するためのプロトコル。認証など全てのネットワーク通信が暗号化されており、安全に通信を行うことができる。
EC2へのログイン手順
※EC2インスタンスの作成まで完了している前提です。
※MACでの操作手順となります。ご了承ください。
① 「ターミナル」を起動する。
② .sshというディレクトリを作成
% mkdir ~/.ssh
③ ダウンロードしたpemファイルを.ssh内に移動
% mv Downloads/〇〇.pem .ssh/
④ ワーキングディレクトリを.sshへ変更
% cd .ssh
⑤ pemファイルの権限を、所有者のみ読み書き可能な状態に変更
% chmod 600 〇〇.pem
⑥ 秘密鍵(pemファイル)を使用して、EC2インスタンスにSSHログイン
% ssh -i 〇〇.pem ec2-user@Elastic IP
⑦ Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?と聞かれるので、yesと入力
% yes
環境構築手順
① yumをアップデートする。-yオプションは、問いに対してyesと答えるオプション
% sudo yum -y update
② 環境構築に必要なパッケージをインストール
% sudo yum -y install git make gcc-c++ patch libyaml-devel libffi-devel libicu-devel zlib-devel readline-devel libxml2-devel libxslt-devel ImageMagick ImageMagick-devel openssl-devel libcurl libcurl-devel curl
③ 総ダウンロード容量: 120 M \ Is this ok [y/d/N]:と聞かれるので、yを入力
% y
④ Node.jsをインストール
% sudo curl -sL https://rpm.nodesource.com/setup_10.x | sudo bash -
% sudo yum -y install nodejs
⑤ Yarnをインストール
% sudo yum -y install wget
% sudo wget https://dl.yarnpkg.com/rpm/yarn.repo -O /etc/yum.repos.d/yarn.repo
% sudo yum -y install yarn
⑥ rbenvとruby-buildをインストール
# rbenvのインストール
% git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv
# パスを通す
% echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
# rbenvを呼び出すための記述
% echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile
# .bash_profileの読み込み
% source .bash_profile
# ruby-buildのインストール
% git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
# rehashを行う
% rbenv rehash
⑦ Rubyをインストール
# Ruby 〇.〇.〇のバージョンをインストール(バージョンはローカルと同じもの)
% rbenv install 〇.〇.〇
# Rubyのバージョンを決める
% rbenv global 〇.〇.〇
# rehashを行う
% rbenv rehash
# バージョンを確認
% ruby -v
補足
yumとは
Linuxシステムにおけるソフトウェアパッケージの管理システムのこと
yarnとは
JavaScriptのパッケージマネージャーのこと
rbenvとは
Rubyのバージョン管理ツールのこと
これで、Railsを動かすための準備ができました。
次回はデータベースの準備を行って行こうと思います。