よくある状態:メモリへの保存もスキルの改善も「大事なのはわかってる」。でも気づいたら1か月何もしていない。
こうする
「定期的に時間を取ってやる」と決めておく。 それだけです。
たとえば週1回30分、こういう棚卸しをする:
- 今週AIに指摘したこと・巻き取ってしまったことを振り返る → 再発防止をメモリ/コードの地図/スキルのどれかに落とす
- 今週2回以上やった手作業はないか → スキル化候補
- スキルやドキュメントで「実態とズレてるな」と感じた箇所を直す
- 「AIには無理」と思ったことを1つ選んで、「本当にできないのか」を検討する
なぜ
改善は緊急ではないからです。 目の前のタスクには締切があるが、スキルの改善には締切がない。だから「大切だと思っている」だけでは、構造的に後回しになり続けます。
定例にすると:
- 忘れない。意志力ではなくカレンダーが実行を担保する
- 毎週必ずスピードアップできる。改善は複利なので、小さくても毎週積むことに意味がある。週30分の改善が、翌週以降の全タスクを少しずつ速くする
- 改善ネタが捨てられなくなる。「あとでやろう」のメモが、行き先(次の定例)を持つ
運用のコツ
- 時間は短くていい。30分で終わらない大物が見つかったら、それは通常タスクとして起票する。定例は「見つけて、行き先を決める」場
- チームでやるなら共有する。各自の「今週の改善1つ」を持ち寄ると、1人の改善がチーム全員に複利で効く
- 改善作業自体もAIにやらせる。棚卸しの振り返り相手もAIでいい。「今週のセッションログから、繰り返し指摘していることを抽出して」から始められる
- 定例そのものを自動ジョブにできるものは、してしまう。たとえばコードの地図の鮮度維持は、「週1回、gitの履歴と地図を見比べてズレの修正案を出す(自動でPRを出す)」というスケジュールジョブに定義できる。人間の定例に残すのは、判断が要るものだけでいい
お知らせ
この記事は、イデアライブ社内の「AI駆動開発の考え方」ドキュメント(全12本)をシリーズとして公開しているものです。

