OSの定着と通信黎明期
PCがフロッピーディスクで起動するようになってくるとMS-DOS等のOSが使えるようになり小型のHDD(20Mや40M程度)のHDDが使用できるようになってきました。
するとデータ交換を行うため1Mのフロッピーディスクでは小さいため、PC同士を通信線(シリアルやパラレルインターフェイス)で接続しファイルの送受信を行う方法が使われ始め、PCユーザー同士がモデムという装置を使い電話回線で接続して使うBBSという掲示板が登場しました。
日本のインターネットJUNET登場
この頃からモデムをUNIXで動作するワークステーションと呼ばれる少し大きめのコンピュータに接続しUUCPというプロトコルを使ってデータ交換を行う広域ネットワークが使われ始めました。
この頃から電子メールが使われ始めましたが、当時のメールはツリー状につながったワークステーション同士がバケツリレー方式でデータの交換を行うためにすぐには届かずに数時間から数日かかりました。
当時のワークステーション
ワークステーションといえばSun Microsystemsでした。
お世話になったのはSun-3でX-Windowではなく独自Windowシステムが搭載されておりましたが。
複数ウインドウを開いてソース編集できる環境がありました。
また、マルチユーザーであったためPC-9801をRS-232Cで接続しターミナルプログラムから使用することも可能でした。
現在のPCでローカルメール配信システムを作る。
古くなったPCにLinuxをいれて、Postfix(SMTP)とDovecot(POP/IMAP)としてローカルネットワーク内で建てると社内メールの配信システムが出来上がる。
テストメールの発信などのテスト環境としても使える