IBM PC/AT互換機
日本のPCはPC-9801互換機が席巻していた頃がありました。
この頃のPC/AT互換機が浸透しなかったのは、日本語に対応していなかったためでしたがPC/AT互換機が多言語対応可能になったことでPC/AT互換機が主流になってきました。
MS-DOS Shell
MS-DOSでもタイル型のWindowが使えるようになり、Windows1.0やMacもWindow Systemが採用されはじめました。
ワークステーションでは結構早い段階から、独自WindowSystemが採用されていましたが、この頃からX-Windowに移行され始めました。
これが1980年代の後半〜90年の初期に当たります。
このように16Bit CPUから32Bit CPUへの移行期はコマンド操作からマウス操作に移行し始めた頃でもあります。
PC上のC言語とUNIX開発環境
BASICでの開発は、すべての変数が何処からでも参照可能であったため複数人数で開発を行うと変数の衝突が起きるという問題がありました。
MS-DOSが浸透してくるとPC用のC言語での開発が中心となってきました。
C言語ではスコープと呼ばれる変数の参照範囲に明確なルールがあったり、分割コンパイルと呼ばれるファイルを複数に分けてコンパイルし1つのプログラムを作る方法等が導入されていあため、複数人数での開発が容易にできるようになりました。
ワークステーションで使用されるC言語環境は、OSがUNIXベースでした。
C言語の起こりは、UNIXの開発大きく関わっているため本当のC言語開発環境はUNIX環境であるとも言えます。