前回のおさらい
前回はDISK BASICというファイル操作ができる状態のN88-BASICを起動しました。
これ以降すべてDISK BASICを起動したものとして解説します。
N88BASICの画面
N88BASICの画面は、PC-8801の場合文字を表示するためのテキスト画面と線や円を描画するためのグラフィック画面が重なった状態で表示されています。
なので
PRINT ”A="
でテキストを表示して
LINE (0,0)-(640,200),5
で線を引いてみます。
テキストと線が重なっていても互いに影響せずに重なって表示されます。
画面消去コマンド CLS
CLS 1 テキスト画面を消す
CLS 2 グラフィック画面を消す
CLS 3 両方消す
線を引くコマンド LINE
LINE (SX,SY)-(EX,EY),CLR
ただし SX,SYは始点座標、EX,EYは終点座標、CLRはカラー
を指定します、グラフィックの解像度は640×200で座標の指定位置はこの数値である必要はありません。
CLRはカラーで0から7を指定します。
描画範囲座標の指定コマンド WINDOW
WINDOWS (LUX,LUY)-(RDX,RDY)
LUX,LUYは描画範囲の左上の座標、RDX,RDYは描画範囲の右下座標
ただしPC−8801起動直後の画面物理座標は基準点が左上を(0,0)、右下が(639,199)なので下に行くほど座標値は大きくなることに注意
今回の動画