🎄 はじめに
リンクラフトでエンジニアとして働いているカワチです。リンクラフトアドベントカレンダーの10日目を担当します。
12月。エンジニア界隈が一年で最も熱くなる「Advent Calendar」の季節がやってきました。
正直に言うと、今、結構忙しいです。
客先への年末の納品やら本社業務タスク、プライベートでは今年は子供も生まれて育児にも追われています。
コードを書くだけでも手一杯なのに、なぜわざわざ業務時間外に時間を割いてまで、アドベントカレンダーで記事を書く必要があるのか。
「承認欲求?」
「お祭り騒ぎへの参加?」
まぁないわけではないですが、自分的にはそこまで当てはまらないです。
というわけで、あえて今、「記事を書く」ことと、この記事は「AI」をつかって作ったのでそこにも触れてみて、自分にとっての必要性を振り返りたいと思います。
🖊️ 書くことで起きる「3つの変化」
1. 思考が整理される(理解の穴が見える)
記事を書くためには、自分の理解を言語化する必要があります。これが予想以上に難しい。
例えばプログラムのコードは動いているし、問題も解決した。でも「なぜそうなるのか」を説明しようとすると、実は自分も完全には理解していなかったことに気づいたりします。
書くという行為は、自分の理解の「穴」を見える化してくれます。そして、その穴を埋めるために調べ直すことで、知識がより深く定着していく感覚がありました。
2. 「誰かのため」が「未来の自分のため」になる
このアカウントではないのですが、過去に自分が書いた記事で「助かりました」というコメントをもらったことがあります。
それ以上に、同じようなエラーに遭遇したとき、以前の自分が残してくれた記録が、最高の問題解決ドキュメントとして自分を救ってくれることが多々ありました。
3. 「日本語力」を鍛える(コードより大事な伝達力)
「プログラマはコードで語れ」という言葉はかっこいいですが、現実の私たちはコード以上に「言葉」を使っています。
要件定義、PR(プルリクエスト)の説明、チャットでの仕様確認。これらすべてに求められるのは、以下の能力だと気づきます。
「複雑な事象を、相手に伝わるように整理して伝える力」
記事の執筆はこのトレーニングにうってつけで、「読者は誰か?」「前提知識はどこまで必要か?」を常に考える脳の使い方は、そのまま現場での円滑なコミュニケーションスキルに直結します。
文章で人を動かせるエンジニアは、現場でもやはり「強強(つよつよ)」だなと思います。
🤖 AI時代だからこそ、「書くこと」の価値が高まる
最近、AIの進化によって「コードを書く」こと自体のハードルは大きく下がりました。ChatGPTやGitHub Copilotに聞けば、かなり複雑なコードも生成してくれます。
ぶっちゃけ、この記事だってAIである程度書いていたりします。
「じゃあ、もうコードを書けるだけじゃダメなのか」
「文章もAIで書いちゃえばいいじゃん」
そう疑問や不安に思うことはあるかもしれませんが、私はむしろ逆だと考えています。
AIが普及するからこそ、「人間の思考プロセス」を言語化できる能力の価値が上がるはずです。
AIは「何を作るか」を決められない
AIは優秀なアシスタントですが、「何を作るべきか」「なぜそれが必要なのか」を決めることは難しい。問題の本質を見極め、解決の方向性を示すのは、依然として人間の役割です。
その思考プロセスを言語化し、チームで共有し、議論する能力こそが、これからのエンジニアに求められるコアスキルの一つだと思えます。
AIに「良い質問」をするために
AIから良い回答を引き出すには、良い質問(プロンプト)が必要です。そして良い質問をするには、自分の課題を明確に言語化できなければなりません。
日頃から「書くこと」で思考を整理する習慣があれば、AIとのコミュニケーションもより効果的になります。
人間にしか書けない「現場の文脈」がある
これは役職者である自分の業務にも関わることですが、AIは膨大なデータから「平均的な正解」を導き出すのは得意です。しかし、会社特有の事情や、チームが直面している具体的な課題といった 「繊細な文脈」 を扱うにはまだまだ厳しい。
例えば「売上を上げるためには?」という課題に対して:
-
AI(教科書的な正解):
- 「単価を上げる」
- 「広告を打つ」
-
現場のリアル(泥臭い制約):
- 「既存システムが古くて新機能が入らない」
- 「リソースが足りない」
- 「今のスキルではこの技術は選べない」
そうした制約の中で、「なぜ、あえてその選択をしたのか」という意思決定のプロセスや、苦悩の記録。
これこそが人間にしか書けない価値ある情報であり、AIには生成できない「リアリティ」なのだと思います。
🚀 今日からできる「小さな一歩」
個人的にはもっとAIを使って記事を書くことが、社内で流行ったらいいのになと思っています。
完璧な記事を書く必要はありません。
AIに下書きをさせて、それを人間がレビューし、自分の言葉と考えと責任を持って世に出す。
「ルールの中で自分でチェックして公表していく」 というプロセスを回すだけで、レビュー能力や構成力は格段に成長するはずです。
AIを使いこなしながら、AIには書けない「自分の経験」をアウトプットしていく。
そんなエンジニアがこれからは強いんじゃないか、そう思っています。
まぁ正直、普段そこまで記事投稿とかをしているってわけでもないのですが、こういうイベントを理由にした方が気分も進むし、文章を「書く」事の大切さを改めて自分の中でも言語化して振り返ることができてよかったなと思います。
以上です!
最後に
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