はじめに
iOSのショートカットでJavaScriptが実行できるのを知ってますか?
ググってみたんですがショートカットがいまいち周知されてないのもあって
あまり知られていない機能のような気がします。
ショートカットって何?という方
→https://time-space.kddi.com/mobile/20191120/2783
JavaScriptが実行できるということは・・・
なんでも!
やれるということ!
つまりかつて人気だったGreasemonkey(ユーザスクリプトによる拡張機能)が
工夫次第でっぽいものが再現可能です。
Greasemonkeyって何?という方
https://ja.wikipedia.org/wiki/Greasemonkey
今回は簡単にCSSを自由に変更する例をご紹介します。
QiitaトップページのQiitaロゴを消してみましょう!
環境
- iPhone SE2
- iOS 15.1
- Safari
ショートカットの作成
まずはアプリのショートカットを起動します。
右上の+ボタンを押下して新規ショートカットを作成します。
ショートカット作成画面が開いたら右上の(何ボタンというんでしょう?)ボタンを
押下して「共有シートに表示」をONにします。
続いて「アクションを追加」を押下します。
すべてのアクションから「WebページでJavaScriptを実行」を選択します。
追加されたアクションのJS部分を以下に書き換えます。
var result = [];
document.getElementsByClassName("st-NewHeader_start")[0].style.display = "none" ;
// completionを呼び出して終了
completion(result);
completion(result)は必須なので無いとエラーになるため注意しましょう。
ショートカットは適当な名前を付けておいてください。
(例ではJSテストとしています)
ショートカットの実行
それでは作成したショートカットを実行してみましょう。
Qiitaにアクセスします。
共有ボタンを押下して作成したショートカットを選択します。
これでQiitaロゴが消えるはずです!
無事Qiitaロゴが消えましたね。
おわりに
っぽいものはできますが、いちいち共有ボタンから実行しないといけないのがネックです。
今回は簡単なJavaScriptでしたが可能性はまだまだあるような気がしてます。
(ただ脆弱性も含んでる気もします)
もっと面白いことをやりたいのですが思いつかず。