社内SEで必要とされる知識
大手企業の社内SE枠に新卒として入社して3年目になり、会社の全体像が見えてきました。
「何か記事を書きたいなー」と思ったのと、キーワードプランナーで社内SEの概要があるにもかかわらず、
実体験の執筆はなかなか少ないように感じたので記事を作成しました。
(個人のブログに移す日が来るかもしれない)
個人の経験に基づいて社内SEで必要とされる知識について11項目選定いたしました。
企業のスペック
企業名:言えない
場所:東京某所
主な業種:言えない
開発あるなし:あり
社員の人数:いっぱい
エンジニアの人数:いっぱい
色々言えないこと多いけど、要はデカめな企業のシステム部門ということです。
企業のスペックについては以上。
(質問してくれたら答える。かもしれない。)
それではマイル。
ブラインドタッチ
ブラインドタッチについて、多くのプログラマー・エンジニアが必要か、必要でないかの論争はいまだに存在し、決着がついていないのは事実です。
ですが、社内SEの現場においてはおそらくほとんど決着はついてます。
答えは、必要ありです。
なぜ必要かと言いますと、
周りが全員ブラインドタッチができるからです。
全員ブラインドタッチで高速タイピングをしているところで人差し指オンリーでタイピングしているとかなり目立ちます。
また、多くの情報が飛び交い、社内の人間の要望に素早く応える環境に適応するためにはチャットでの高速タイピングは必要不可欠です。
早めに練習しておきましょう。
プログラミング
プログラミングが必要かどうかは会社の方針によることが多いと思います。
ちなみに私が勤めている会社はプログラミング能力必須です。
おそらく読者の中には開発は全て外部に任せて、その開発過程がうまくいっているかどうか確認する会社に勤めている人もいます。
また、サポートデスクのように、開発を行うというよりは社内のPCの困りごと解決のような部署で働いている人もいるでしょう。
そういった方々であればプログラミング能力が必要でない可能性もありますが、ここでは自社の話に焦点を絞っておきます。(他社はどうなんだろう?教えて詳しい人)
さて、自社はプログラミング能力は求められておりますが、実際に書いているわけではないです
コードを書いている割合は1/4程度であとは外部の人たちに任せることが多いです。
なぜ書けるのに書かない人がいるのかというと、
それは単に時間がないからです。
なぜ時間がないかというと、たくさんのプロジェクトを同時並行で推進しているからです。
優秀な人たちの一つのプロジェクトにかける時間をなるべく少なくし、同時並行で別のプロジェクトに時間を割く方が会社の効率は良いということでしょうか。(3年目のちんちくりんにはわからない教えて詳し人)
じゃあプログラミング能力いらないじゃんってことになりそうですが、
かける人がマネジメントした方が、プロジェクトを推進する上で協力会社の信用を得やすいので、
その方が結果的に有利なことが多いです。
ちなみに自分はガリガリコードを書いている方の人です。
ハヤクマネージャーナリタイ
どんな言語が必要かは別の記事を作成しようと思います。
(主にJavaですけども)
コミュニケーション能力
言わずもがな。
エンジニア業界に限らず、全ての業界に言えることですが、
特にこの業界でさらに社内SEとなると、
一般人(社内の非SE)の言いたいことを察する理解力・洞察力と
システムについて一般人(社内の非SE)に説明できる能力が必要とされると思われます。
この能力はとても重要で、
一般人はよく「このシステム一日で作れないの?」とか平気な顔で言ってきます。
それをなぜ一日で作って欲しいのかを察した上で、なぜできないのかを説明しなければなりません。
以下は、ハードスキルについて
エクセル
はい、めちゃくちゃ必要です。
弊社ではアホみたいに使用します。
「そのタイプの資料なら、パワーポイントの方が表現力豊かだしその方が良くね?」なんて言ってはいけません。
例えばマニュアルの作成ならエクセルよりもパワーポイントの方が表現力が豊かですし、読み物としての能力も高いです。
ですが頑なにエクセルで通そうとします。
(理由は不明です...教えて詳しい人)
まぁ普通のIT企業でも設計書とかはExcelで書きますし、
慣れている人が多いからかな...?
vlookupとかsumなどの基本的な関数は必要ですし、
グラフの作成までできると安泰です。
ちなみにExcel VBAができるとめちゃくちゃ重宝されます
パワーポイント
先ほどエクセルの方がパワーポイントよりも使われると記述しましたが、パワーポイントも同様に使われます。
というか、会社での会議では基本的にオンラインミーティングで行っており、その際の画面の表示には必ずパワーポイントで作成された資料が映し出されています。
パワポでできると良いのは以下の通り
・図形の書式設定
・フォントのサイズ変更
・整った配置
・デザインセンス(意外と重要)
メール作成能力
これも必要です。
他部署の一般人との会話は社内のチャットなどではなく、主にメールを使います。
(まるで別の会社の人と話をする気分)
また、上司に対して正式な書類を送るときもチャットではなくメールです。
日本の律儀な文化はなかなかメールを捨てきれないようです。
メールで必要なスキルは以下の通り
・敬語を素早く錬成する能力(レスポンス速度が必要)
・各位、敬称略などのメール特有の語彙力
CCで入ってきたメールで上司が「五月雨式(さみだれしき)」なんて言葉を使っている文面を見た時には
「かっこいい...」なんて思ってしまいました。笑
その他のスキル
・ショートカットキー(あるとスピードが上がる。excelで使うと驚かれる)
・teams,zoomのオンラインミーティングアプリの操作能力
いらない能力
・英語(誰も使わない。ここにほんですから。)
・飲み会での粋な計らい(そもそも飲み会がない)