やりたいこと
RPAで何が出来るだろうと話をしているとこんな話が出ました。
「出来上がったファイルを社内サーバー内のいくつかのフォルダに入れないといけないけど、階層が深かったりフォルダが沢山あっていつも迷う」
Power Automate Desktopのアクションを見ていたらフォルダやファイルの操作が有ったのでやってみました。
やったこと
今回はデスクトップに有る「共有フォルダ」内のファイルを「ドキュメント」「ピクチャ」に有る「資料の共有」フォルダに移動したいと思います。
流れとしては
共有するファイル(資料)を指定フォルダに入れる。
↓
フローを実行。
↓
共有フォルダ内のファイルが「ドキュメント」「ピクチャ」に有る「資料の共有」の中にコピーされる。
と言う感じになります。
●フォルダ内のファイルのコピー
フォルダアクションの「フォルダー内のファイルを取得」を使いファイルをコピーします。
●ファイルのコピー
コピーしたファイルを張り付けるのは「ファイルのコピー」
コピーするファイルは「フォルダー内のファイルを取得」で取得しているのでそこで作られた変数 %file% を使います。
宛先フォルダーはドキュメント内にある「資料の共有」フォルダを指定します。
ファイルが存在する場合は今回は「何もしない」にしておきます。
※ちなみにファイルが存在する場合とは「同じ名前」のファイルが存在する場合みたいです。
●実行
実行するとデスクトップの「共有フォルダ」の中にあるファイルがドキュメントとピクチャーにある「資料の共有」フォルダのなかにコピーされます。
このままでもいいですが、元ファイル(共有フォルダ内にあるファイル)を消してみましょう。
「フォルダを空にする」を使い空にするフォルダ「共有フォルダ」を指定してあげるだけで元ファイルもなくなりすっきりします。
仕事で色んな部署などと資料の共有をする時に、フォルダが社内サーバーのどこに有るか分からなくなることありますよね。
一度これで設定しておくとフォルダの位置が変わらない限り複数個所に一瞬でコピーしてくれるので助かります。