目次
- npmとは
- npmコマンド
今回の学習のゴール
- npmとは何かを知る
- 実際の使い方について知る
1. npmとは
- Node Package Managerの略称
- Node.jsのパッケージを管理するツール
- Node.jsをインストールすると、標準パッケージとして一緒にインストールされる
- パッケージとは、あらかじめ用意された便利な機能をまとめたもの
- 代表的なパッケージ
- Express
- Node.jsのWebアプリケーション開発で利用できるMVCフレームワーク
- promise
- 非同期処理を分かりやすく実装できる
- Socket.io
- 双方向のリアルタイムアプリケーションを実装できる
- Express
- npmでインストールしたパッケージのバージョン情報を
package.json
に格納し、package.json
からパッケージを一括でインストールすることが出来る-
package.json
を一元管理することによりパッケージのバージョン管理を一元化できる -
package.json
作成方法
-
npm init
package.json
{
"name": "npm",
"version": "1.0.0",
"description": "This README would normally document whatever steps are necessary to get your application up and running.",
"main": "index.js",
"scripts": {
"test": "echo \"Error: no test specified\" && exit 1"
},
"repository": {
"type": "git",
"url": "git+https://***@bitbucket.org/***/***.git"
},
"keywords": [],
"author": "",
"license": "ISC",
"homepage": "https://bitbucket.org/***/***#readme"
}
※説明
"main" : モジュールの中で最初に呼ばれるスクリプトファイルを指定する
"scripts" : 任意のshell scriptを実行するエイリアスコマンドを定義できる
"repository" : ソースコードが管理されている場所を指定する
"author" : 一人だけ指定(複数の人を配列指定する場合は"contributors")
"license" : ライセンス情報
"homepage" : プロジェクトのホームページURL
2. npmコマンド
- 動作確認
npm --version
- npmでパッケージをインストール
- プロジェクトのルートディレクトリにパッケージ情報が記載されたpackage.jsonを置きインストールすることで、package.jsonに記載されたパッケージが一括でインストールされる
npm install <パッケージ名>
- インストール済みパッケージを表示
- -gオプション : 使用しているコンピューター内の全てのパッケージを表示
- 現在作業中のディレクトリにインストールされたパッケージを表示する場合は-gオプションを外す
npm list -g
- パッケージのアップデート
- package.jsonに記載されているパッケージのバージョンに更新される
npm update
- npmを最新にする
npm --version
npm install -g npm
npm rebuild
- パッケージをアンインストール
npm un <パッケージ名>
- ヘルプ機能
npm help