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Rのインストール時に気をつけること

Last updated at Posted at 2022-04-19

自分の環境

OS: Windows 11 Home
R version: 4.1.3
Rstudio RStudio 2022.02.1+461

症状

新しいPCにRとRstudioを入れたのち、Rstudioでパッケージをインストールしようとしたら、次のような警告が出た。

error.R
Warning message:
In normalizePath(path.expand(path), winslash, mustWork) :
  path[1]="C:/Users/XXX/OneDrive/??????": ファイル名ディレクトリ名またはボリューム ラベルの構文が間違っています

パッケージ自体はちゃんとインストールできていた。そして次の別のコマンド(ライブラリ読み込みなど)からはこの警告は出て来ない。
ただ、別のパッケージをインストールすると同じ警告が出てくる。

解決策

ネットで調べてみたら、同じ症状の方がいたので、そこで貼られていたリンク先の通りにやったら解決した。

要は、Rはデフォルトでホームディレクトリを「ドキュメント」に指定していて、この「ドキュメント」は全角日本語なので警告が出ると、いうことだと理解した。

C:\Users\XXXX に新しいフォルダ(XXXXはユーザ名。新フォルダの名前は何でもいいが、"R_setting"にした)を作って、
Windowsの環境変数R_USERをC:\Users\XXXX\R_settingにして作成してやると、上の警告は出なくなった。

ホームディレクトリはR_settingに設定されているので、現在のディレクトリを表示すると当然

ex2.R
> getwd()
[1] "C:/Users/XXXX/R_setting"

になる。

他に気をつけること

ちなみに・・
そもそも、上のリンク先の記事いわく、RをWindowsのC:\Program Filesにインストールすること自体避けたほうがいいみたい。管理者権限が必要になるといろいろ面倒だから(→追記へ)。
私は、この症状が出たときはProgram FilesにRをインストールしていたので、
RとRstudioを一旦アンインストールして、
C:\Users\XXXX に再度インストールしてからこの手順を踏んだ。
Program FilesにRをインストールした状態でこれを試したことはないが、環境変数を設定するだけなので大丈夫だと思う。

追記
C:\Program Filesにインストールした状態でRのパッケージをインストールしようとすると「書き込む権限がない」と注意され「代わりにここに書き込むけどええかの?」と聞いてきた先のフォルダ名が日本語(OneDrive内の「ドキュメント」)で、そのせいでエラーが出て結局パッケージがインストールできない、というのが、私の最初の問題だった。この問題はこちらで詳しく解説されていて、

その解決策としてライブラリのパスを設定したりしている。がそもそもProgram FilesにRをインストールしなければ「書き込む権限がない」と怒られる問題は発生しないのだった。

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