概要
前記事(関連のリンク)でESP32(M5Stack)でmrubyを動かせる様になったので、今度はmrubyc-esp32を試してみます。
開発環境の構築は関連のリンクからみてください。
ちなみに仮想マシンでおこなってますが、Macの方は重たく画面の更新が怪しい時があるので、Linuxの方で試しています。
手順
Githubのmrubyc-esp32にあるREADMEの通り進めていきます。
GitHub - mruby-esp32/mrubyc-esp32: mruby/c application template for ESP32
ソースコードのClone
mrubycディレクトリ下で試しています。
git cloneで取ってきます。
$ mkdir ~/mrubyc
$ cd ~/mrubyc
$ git clone --recursive https://github.com/mruby-esp32/mrubyc-esp32.git
$ cd mrubyc-esp32
mrubyのインストール
mruby/cはmrubyでコンパイルしたバイナリーを用いるためmrubyをインストールします。
MRUBY_PATHにmrubyのパスを指定する必要があるので which
で調べます。
$ sudo apt install mruby
$ which mruby
/usr/bin/mruby
MRUBY_PATHにはbinの前まで指定する様です。
$ export MRUBY_PATH=/usr
M5StackをUSBケーブルで接続してから下のコマンドで、ビルド、アップロード、動作確認してみます。
$ make MRUBY_SCRIPT=hello.rb flash monitor
.
.
I (313) cpu_start: Starting scheduler on PRO CPU.
I (0) cpu_start: Starting scheduler on APP CPU.
I (30) mrubyc_task: Loading binary...
Hello, mruby/c is running on ESP32!
I (30) mrubyc_task: Success
"Hello, mruby/c is running on ESP32!" が表示されて正常に動作している事が確認できます。