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Oracle AI Database@Azureで実現する次世代データセントリック思考

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Last updated at Posted at 2026-04-30

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2026/4/12(日)に開催された技術書典20にて、Co-Engineer Clubとして出展された書籍に寄稿させていただきました。

今回は、そのうちの数ページについてQiita媒体で発信させてください。

本投稿は所属組織とは関係なく、個人としての見解・発信です。

Oracle AI Database@Azureを「ただAzureでOracle Databaseが使えるサービス」だと思っていませんか?

Oracle AI Database@Azure と聞いて、
「AzureでOracle Databaseが使えるようになっただけ」
だと思っていませんか?

実はそれは、このサービスの本質ではありません。

Oracle AI Database@Azure は、
OCIが持つ 高性能なデータ基盤 と、
Azureが持つ 業務システム基盤としての強み を、
大がかりなデータ転送やETLに依存せずに共存 させる、
次世代の基幹システム向け データセントリック基盤 です。

Why データセントリック? Because AIネイティブ時代。

推しポイント1: Azureネイティブな運用体験と、基幹系にも耐える低遅延性能

Oracle AI Database@Azure は Azure Marketplace から直接デプロイでき、
Azure ポータル上で Exadata や Autonomous Database を作成できます。

Azure AD や Azure Monitor ともネイティブに連携し、
Azure 運用の延長線上で Oracle Database を扱える 点が大きな特徴です。

Oracle AI Database@AzureのAzureポータル上での利用イメージ

さらに Oracle Exadata は Azure データセンター内に設置 されており、
Azure VM や AKS と同一リージョン内の高性能ネットワーク経路で接続されます。

その結果、従来のクラウド間接続とは次元の異なる低遅延通信が可能 となり、
基幹系・ミッションクリティカル用途にも耐える設計が実現されています。

Oracle AI Database@Azureの低遅延接続イメージ

推しポイント2: Oracle Databaseライセンスを従量課金で利用可能

License Included(従量課金)により、
Oracle Database を初期投資なしで利用できます。

既存ライセンスがある場合は BYOL も選択可能です。

なお Oracle AI Database@Azure の料金は、
OCI 上で Oracle Database Service を利用する場合と
基本的に同一の価格体系 となっています。

「Azure 上だから割高になる」ということはありません。

Oracle AI Database@Azureの価格体系イメージ

最後に: OCI × Azure が実現する、システム単位での「役割分担」という考え方

ここで言う OCI × Azure の役割分担は、
データベース層・アプリ層といった レイヤーごとの分担 ではありません。

システムごとに最適なクラウドを選択する という考え方です。

  • 性能要件が厳しく、コスト効率も重視したいシステム
    OCI(高性能・低遅延、ミッションクリティカル向け)

  • Microsoft 製品との高い親和性が求められる業務システム
    Azure(Windows Server / Office 365 / Power Platform など)

フロントエンドや業務アプリケーションは、それぞれ最適なクラウドに配置 されます。

OCIとAzureをシステム単位で役割分担するアーキテクチャイメージ

重要なのは、これら複数のシステムが抱えるバックエンドのデータベースが、高可用性・高性能な Oracle Database に統一されている という点です。

OCI 上のシステムも Azure 上のシステムも、
データは Oracle AI Database@Azure を中核として集約・共有されます。

その結果、データ転送や ETL に依存せず、
データを中心にシステム全体を設計するアーキテクチャ が実現します。

これこそが、次世代のデータセントリック思考・アーキテクチャ です。

今後の基幹システムにおいて、
Oracle AI Database@Azure や Oracle AI Database@AWS は、
データセントリックな構成を実現する
必須の選択肢の一つ と言えるでしょう。

参考リンク(公式ドキュメント)

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