開発の現場で〇〇Util.javaというのがあり、どのような役割があるのか疑問に思ったので調べました。
ユーティルティクラス
Utilとはユーティルティクラスを指していたことが分かりました。
ユーティルティクラスとは、多くのクラスで使いそうな共通の処理をstatic領域にまとめて、簡単に処理を呼び出すためのクラスらしいです。
例えば、オブジェクトがnullや空文字なのか判定するメソッド、バリデーションチェックをするメソッドなどは多くのクラスで使いそうなのでユーティルティクラスに保存しておく実装になります。
使用例
class MsnUtil {
private MsnUtil(){}; //インスタンス化させないようにコンストラクタをprivate
public static boolean isempty(String msn) {
if(msn == null || msn.equals("")) {
return true;
} else {
return false;
}
}
}
class Phone {
private String msn;
public void setMsn(String msn) {
this.msn = msn;
}
public String getMsn() {
return this.msn;
}
public void method() {
if(MsnUtil.isempty(this.msn)) {
System.out.println("入っていません");
}
//何らかの処理が続く
}
}
staticにすることで、インスタンスを生成せずに簡単にメソッドを呼び出せるのが特長です。