baserCMS4のご紹介
baserCMSとは、CMS(Contents Management System)です。
つい先日新しいバージョン(baserCMS5)が登場しましたが、この記事はそれ以前の安定版のbaserCMS4系を対象としております。
baserCMS4系は発表から5年以上経過しておりますが、その間に毎月のように細かいマイナーチェンジを加えていて、以前使いにくかった部分などが改善され、とても完成度の高い使いやすいCMSとなっております。
某有名CMSと比べると、管理画面が圧倒的に速く、標準で使える機能も圧倒的に多いため、追加プラグインを殆ど使わなくても、かなり複雑なサイトが作れるのが特徴的です。(もちろんプラグインもあります)
(あくまで主観ですが、一度このbaserCMSを使うと他のCMSに戻れないくらいです)
公式サイト https://basercms.net/
この記事で紹介する事
baserCMSのショートコードを使って、固定ページなどの自由度高める
想定している対象者
baserCMSを使ってウェブサイトを作成している人(作成しようとしている人)
ある程度テーマファイルを編集することができる人
baserCMSにはショートコードを使って投稿欄内でbaserCMSの関数を使うことができる機能があります。
例えば、固定ページのコンテンツの途中にサイトマップや記事一覧などを表示したいときなどに役に立ちます。
使い方
設定ファイルへの記述
ドキュメントルート/app/Config/setting.php
例 サイトマップを出したいとき
$config['BcShortCode']['BcBaser'] = ['BcBaser.getSitemap'];
上記の準備ができたら、ブログ記事編集欄に
[BcBaser.getSitemap]
と記載し、保存します。
すると、公開記事側では
こんな具合で、サイトマップが表示されます。
固定ページなどの自由度が高まるので、利用してみると良い
ただ、blogPosts()
などの引数のある関数などは、管理画面側からの入力が少しめんどくさくなります。
そこで、簡単に色々なbaserCMSの関数をショートコードで呼び出す組み込みテクニックを次回掲載します。
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