#1.はじめに
この記事の多くは以下の記事から引用させて頂いております。
BibLaTeXでAPS(American Physical Society)の論文のスタイルでBibliographyを生成する方法
https://qiita.com/convolm/items/8a1f2a3028df5bbdea16
#2.Referencesにおける著者を(et al.)表記したい
$\LaTeX$で参考文献を出力するためのツールとして、BibTeX
を紹介しているサイトをインターネット上で多く目にします。しかし、出力スタイルをいじる方法が自分にとって超難しくすぐキライになりました。(bstをいじるのが無理)
そんなときに上の記事を発見し、biblatex-phys
パッケージを使えばAPS(American Physics Society)のスタイルで参考文献リストを出力できることが分かったのでやってみましたが、引用論文の著者が複数いる場合にはめちゃくちゃ長ったらしく出力されてしまいます。
BibTeX
もBibLaTeX
も自分で作成した文献データベース(reference.bib
)を参照します。著者が7名いる"hogehoge"という論文があったとしたら、reference.bib
にはこんな記述があるでしょう。
@article{hogehoge}
...
author = {hoge, piyo, huga, moge, moga, gera, poge}
...
このままでは7人全員が出力されてしまうので、紙の枚数に制限がある場合(学会のAbstractなど)はつらいです。そこでこんなことをします。
@article{hogehoge}
...
%author = {hoge, piyo, huga, moge, moga, gera, poge}
author = {hoge and others}
...
著者が記述されている行をコメントアウトし、piyo
氏以下をand others
に書き換えたauthor
を新たに記述します。そうすると、
hoge et al., Hoge. Rev. A 12, 123456 (2019).
のように、第二著者以降を et al. と表記したものが自動で出力されます。