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Microsoft Bot Framework 公式ドキュメント”ボットの設計”について書いてみた①

Last updated at Posted at 2017-05-28

Microsoft Bot Framework の公式ドキュメントにある、How to > Design(Botの設計)に関するドキュメントが面白かった&すごく参考になったので、Google翻訳を交えながら自分なりに脳内理解するために書いてみた。

※英語とかよく分からないんで、言い回しとか何となくやってるので察してくださいw

まずは、「ボット設計の原則」について。

Designing a bot

If you are building a bot, it is safe to assume that you are expecting users to use it. It is also safe to assume that you are hoping that users will prefer the bot experience over alternative experiences like apps, websites, phone calls, and other means of addressing their particular needs. In other words, your bot is competing for users' time against things like apps and websites. So, how can you maximize the odds that your bot will achieve its ultimate goal of attracting and keeping users? It's simply a matter of prioritizing the right factors when designing your bot.
Designing a botより引用)

あなたがボットを構築したら、「ユーザーは使ってくれるだろう」って想像します。

アプリやウェブサイトや電話とかよりも、ボットとの対話体験を好むことを期待してますよね?

ただ言い換えると、あなたが作ったボットは、ユーザからすると既存のアプリやウェブサイトで出来ることと競合してますよね?

だから、あなたのボットがユーザーを引きつけ維持するという最終的な目標を達成する可能性を最大限に高めるにはどうすればいいですか?

ボットを設計する際には、適切な要素に優先順位を付けるだけです。

ボットを成功に導く保証ではない要因

賢いボット

ほとんどの場合、あなたのボットをより賢くすることは、ユーザーにとって幸せなプラットフォームを保証することはまずありません。

実際には、多くのロボットは高度な機械学習や自然言語能力をほとんど持っていません。
もちろん、問題に対処する必要がある場合は、ボットにその機能が含まれている可能性がありますが、ボットの知能とボットのユーザーとの間には何の相関も想定しないでください。

ボットがサポートする自然言語の量

あなたのボットは会話で素晴らしいことができます。それは数々の言葉を持ち、素晴らしいジョークを言うことも出来ます。
しかし、ユーザーが解決しなければならない問題に対処しない限り、これらの機能はボットを成功させるのにはほとんど貢献しません。
実際、ボットの中には会話能力が全くないものがあります。そして、多くの場合、それは完璧です。

音声

音声で対話できるボットを作ることは、素晴らしいユーザーエクスペリエンスにつながるかというと、必ずしもそうではありません。
多くの場合、ユーザーに音声を使用させると、ユーザーは不満を感じることがあります。
ボットを設計する際には、常に、音声が適切なチャネルであるかどうかを検討してください。

ボットの成功に影響する要因

成功したほとんどのアプリやウェブサイトには、少なくとも1つの共通点があります。
優れたユーザーエクスペリエンスです。ボットはその点で違いはありません。したがって、ボットを設計する際には、優れたユーザーエクスペリエンスを確保することが最優先事項になります。
いくつかの重要な考慮事項を挙げると、

  • ボットは最小限のステップでユーザーの問題を簡単に解決しますか?
  • ボットは、ユーザーエクスペリエンスを他のどのエクスペリエンスよりも優れ、簡単で高速に解決できますか?
  • ボットは、ユーザーが触るデバイスやプラットフォームで動作しますか?
  • ボットは発見可能ですか?ユーザーは、ボットと対話時に自然に何をすべきかを知っていますか?

これらの質問のどれも、

  • ボットがどのくらい賢いか、
  • 自然言語能力がどれくらいあるか、
  • 機械学習を使用するか、
  • どのプログラミング言語を使って作成されたか

などの要因には直接関係しません。
ボットが問題を解決して優れたユーザーエクスペリエンスを提供する必要がある場合、ユーザーはこれらのことのいずれかを気にすることはまずありません。
ボットのユーザーエクスペリエンスが優れていると、ユーザーは、無駄に入力したり、無駄に対話したり、何度も繰り返したりなど、ボットが自動的に知るべきことをユーザが説明する必要はありません。

ボットを設計するプロセスは、アプリやウェブサイトを設計するプロセスと似ています。
何十年もUIを構築し、アプリやウェブサイトのUXを提供してきたことから学んだ教訓は、ボットの設計に関して適用されます。
あなたのボットが正しい設計にアプローチ出来ているか不確かな場合は、一歩前に戻って、次の質問をしてください。

アプリケーションやウェブサイトでどのように問題を解決しますか?

同じ答えがボットのデザインに適用される可能性があります。

まとめ

たったこれだけの内容だけど一貫して伝わってくるものとして、

あなたが提供しようとしている(解決したい)ことに、ボットを採用するのはユーザにとって最善ですか?
採用したからには、他のUI/UXよりもユーザにとって優れたものとなっていますか?

ということ。

こんな感じで、タイトルにも「①」とあるようにシリーズ的に書いてみたいと思います。

第2回、書きました。
Microsoft Bot Framework 公式ドキュメント”ボットの設計”について書いてみた②

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