はじめに
現在LinuC102試験学習中です。
LinuCとは:https://linuc.org/about/01.html
今回はchageコマンドの複雑なoptionについて下記にまとめました。
chageコマンド(CHange password AGE)
・chageコマンドはパスワードの有効期限の設定に特化したコマンドで詳細な設定やその表示が可能。
・パスワードの有効期限に関する情報は「/etc/shadow」ファイルに保存される
option早見表
name | optionの意味 | option内容 |
---|---|---|
-l(L) | ls | パスの有効期限に関する情報を表示(一般ユーザーも確認可能) |
-m | minimum | パスの変更間隔の最短日数を指定(変更できるようになるまでの日数) |
-M | Max | パスの有効な最長日数を指定(何日ごとにパスを変更させるか) |
-I(i) | Inactive(非活性) | パスの有効期限切れ後にアカウントがロックされるまでの日数を指定 |
-W | Warning | パスの有効期限が切れる前に警告を表示する日数を指定 |
-E | Expire(期限切れ) | ユーザーアカウントの有効期限を指定(YYYY-MM-DD形式) |
※最短で覚えたい人はoptionの意味を覚えると早そう
書式
$ chage [オプション] [days]or[user]
//option別指定項目
[-m mindays] [-M maxdays] [-d lastday] [-I inactive]
[-E expiredate] [-W warndays][-l user]
その他、パスワードの有効期限に関する設定が可能なコマンド
同じようなコマンドとその違いも問題に出そうなので覚えておくといいかも
name | 概要 |
---|---|
chage | パスワードの詳細設定、表示が可能 |
passwd | パスワードを変更可能 |
usermod | ユーザーのホームディレクトリやグループ、パスワードなどを変更可能 |
※中でもchageコマンドはパスワードの有効期限に特化したコマンドであることは覚えておく
参考