昨今、ビジネスで利用する業務システムは様々なクラウド上のサービス(Saas)として提供されています。
これらのSaasは、マーケティングや営業、請求業務などのバックオフィス業務といった各業務に特化したものが主流で、会社全体としてはSaasを組み合わせて利用しているケースが多いでしょう。これらのSaasでは目的の業務に必要なデータをSaas内のみで利用することを前提に作られているものが多く、会社全体で見ると、重複して登録していたり、手作業でファイルをアップロードしていることもあるでしょう。しかし、会社全体で見ると、扱うデータは同じものであったり引き継いだり出来るものが多いでしょう。例えば取引先の情報などがそうですし、何らかの注文が入ってその請求を出すような業務の場合、請求書の金額などは注文の情報から引き継がれるべきです。
具体例しては、リードや取引先、注文などは、セールス系に強い Salesforce を利用して管理しつつも、請求書の作成には MoneyForward のMFクラウド請求書を利用している、といったケースなどはありそうです。
そのためには、Salesforce内の取引先や注文データを、MFクラウド請求書にデータを連携しなければいけません。こういったことは、複数のSaasを組み合わせて利用している現状では避けられない課題だといえます。今回は、このような課題をCData製品を使い、使い慣れたExcelでデータを連携するサンプル、そして、Excelのマクロから請求書の一括出力といった業務の自動化のサンプルをご紹介します。
この Excel によるデータ連携の詳細はこちらを参照してください。