今朝、こんなニュース記事を目にし、胸が躍りました。
PublicKey: [速報]GitHub、かんばんライクな新機能「Projects」発表。GitHub Universe 2016
いままで、TrelloやZenHub、waffle.ioを使ってなんとか実現してきたGitHub上でのカンバン機能を
GitHubが公式で実装したというのです。
これは、試してみない手はありません!
さっそく使ってみよう
Projectを作ってみる
皆様のリポジトリを見てみてください。
リポジトリ真下のナビに、「Projects」タブが追加されていますね。
開いてみると以下のような画面です。
なるほど。ここに書いてある紹介だけでももうワクワク。
ほかのカンバンツールにあった機能はもちろん、GitHub特有のissueやPull Requestまで紐付け可能なようです。
真ん中の「Create a project」を押すと、以下の画面にうつります。
この画面では、プロジェクト名とその説明文が記述できます。
記入がおわったら「Save project」を押しましょう。
新しいprojectが追加されましたね。
カンバン機能を使ってみる
いよいよ、その機能を一つ一つ試してみましょう。
カラムの追加
まだ空っぽのprojectを開くと、以下のような画面になります。
「Add column」をクリックすると、モーダルが立ち上がります。
カンバンを使いなれた人にはなじみ深い機能ですね。
プレースホルダに一般的な例が書いてあります。
今回は、「TODO」としてcolumnを作ってみましょう。
TODOカラムが追加されました。
まずはこれを繰り返し、お好みのカラムを揃えておきましょう。
カードの追加
TODOカラムの右側の+アイコンをクリックすると、
そのカラムに新たなカードが追加できます。
例えばnpmプロジェクトであればこんなタスクもありそうですね。
記述できたら、「Add note」をクリックすると、カードが追加されます。
追加したカードは、いくつかの機能を持っています。
その中で光るものは、「Convert to issue」すなわち、issueへの変換機能です。
カードの右上の下矢印アイコンをクリックすると、メニューが開きます。
ここで、「Convert to issue」を選択すると、このカードがそのままnew issueとして発行されます。
以下は見慣れたissueの画面ですね。
issue化したカードにラベルをつけたりすることも自由自在です。
issue, Pull Requestからインポート
また、すでにあるissueからカードを作ることもできます。
画面右の「+ Add cards」をクリックしてみてください。
以下の画面が現れるはずです。
なんと素晴らしい。
ここには、すでにopenしているissueやPull Requestが表示されるのですね。
ドラッグアンドドロップで、これらを好きなカラムに追加することができます。
TODOカラムに移動してみました。
ここまでやってみると、他のカンバンツールと遜色のない(どころか、GitHubと公式で結びついていて、なお協力な)機能を揃えていることがわかりますね。
フルスクリーンモード
極め付けはこれ。
ブラウザのタブ一つにProjects機能を常駐させたいことはあるかと思います。
そんな時は、フルスクリーンモードを使いましょう。
画面右側の「Fullscreen」をクリックすると、
ナビなどが画面表示を妨げないサイズまで縮小され、カンバンを見ることに集中することができます。
マルチスクリーンで、1画面はこれに使ってしまうのもスマートですね!
まとめ
GitHubが公式でカンバン機能を持ったツールを出したことで、
今まで以上にカンバンの導入のしきいが下がったのではないかと思います。
無料、issue & PRとの紐付け、複数のプロジェクト。。。
欲しい機能はすでに一通り揃っています。
TrelloやZenHub、waffle.io特有の機能だったものなども、徐々に実装されていくのではないでしょうか?
APIを使ってアプリなどを作るプレイヤーも出てきそうですね!
今後が非常に楽しみです。
おわりに
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