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Oracle 12c Bronze DBAまとめ

Last updated at Posted at 2018-04-07

Oracle 12c Bronze DBAにさっき受かった。
のはいいけど、短期間で詰め込んだせいで、いろいろごちゃまぜになっててテスト受かるだけのやつになってしまいそうなので、自分が理解できていないようなところをまとめてみた。

データベースのリストア、リカバリ

クリティカルな表領域(SYSTEM表領域とUNDO表領域)のリカバリはMOUNT状態で行う。
⇒一度インスタンスを停止してから再起動してMOUNT状態にする必要がある。

インスタンスリカバリ

SMONによる自動実行
ARCHIVELOGモードはオンラインでできる。
NOARCHIVELOGはオフラインのみ。
1.REDOログとデータファイル読み込み
2.REDOログからデータファイルに反映されていない分をロールフォワード
3.データベースオープン
4.UNDOログからロールバック

メディアリカバリ

ARCHIVELOGモードでしかできない。
破損したデータファイルのみオフラインにして、データファイルのリストア&リカバリを行い、その表領域をオンラインに戻す。
ログスイッチのたびに、アーカイブされるため基本的にリカバリに必要なログがそろっている。

制御ファイル

インスタンス再起動(NOMOUNT状態で)
CONTROL_FILESで正常な制御ファイルを指定(静的なパラメータ)
再起動

起動時のフロー

1.初期化パラメータを読み込む
2.SGAを確保する
3.バックグラウンドプロセスを軌道
4.データベースマウント(制御ファイル読み込み)
5.データベースオープン(データファイルとREDOログファイル読み込み)

Oracleのツール群

  • OUI:インストーラ
  • DBCA:DB作成
  • EM Express:インスタンス、データベースのWebベース管理ツール
  • EM Cloud Control:Bronze範囲外、単一のコンソールからOracleインフラ全体を監視、管理できる。
  • SQL *Plus:直接SQL叩ける
  • SQL Developer:SQL *PlusのGUI版
  • Oracle Net Manager:listener.oraを作成できる。
  • NetCA:listener.oraを作成できる。

リストアとリカバリ

リストア

物理ファイルのコピー

リカバリ

データの復旧

ADDM(自動データベース診断モニター)

EM Expressで確認可能

パフォーマンス関連のアドバイザ

  • ADDM
  • SQLチューニングアドバイザ
  • メモリー関連のアドバイザ
    • メモリーアドバイザ
    • SGAアドバイザ
    • PGAアドバイザ
    • バッファキャッシュアドバイザ

その他アドバイザ

  • セグメントアドバイザ
  • UNDOアドバイザ
  • MTTRアドバイザ

ARCHIVELOGモードとNOARCHIVELOGモードの違い

NOARCHIVELOG ARCHIVELOG
どのようなモードか 満杯になったREDOロググループをアーカイブしない。(チェックポイント完了後非アクティブになる アーカイブする
可用性、信頼性 インスタンスリカバリ〇 メディアリカバリ× インスタンスリカバリ〇 メディアリカバリ〇
実行可能バックアップ 一貫性バックアップのみ 一貫性、非一貫性バックアップ可能

一貫性バックアップと非一貫性バックアップ

トランザクションの一貫性が保たれている状態でバックアップするかどうかという観点

一貫性バックアップ

コミットされたすべての内容がデータファイルに書き込まれている状態でバックアップ。
データベースを正常にクローズして、インスタンスを停止してから行う。
正常に停止する際にチェックポイントによって、コミット済みトランザクションの変更内容がデータファイルに書き込まれるため。

非一貫性バックアップ

データファイル書き込まれていない変更がある状態でのバックアップ。
トランザクションの一貫性がデータファイルだけでは確保できないため、リストア後にREDOログ、アーカイブREDOログによるリカバリが必要。

チェックポイント

データベース・バッファ・キャッシュ内の変更された内容がすべてデータファイルに書き込まれるイベントのこと。
発生するのは以下。
- ログ・スイッチ時
- 管理者によるコマンド要求時
- 動的初期化パラメータで設定した値に達したとき
- ABORTオプション以外のデータベースのシャットダウン時
- 表領域のオフライン設定時、オンライン・バックアップ開始時

ログ・スイッチ時にチェックポイント発生するから、NOARCHIVELOGでREDOログが上書きされても、最低限のほかのREDOログでリカバリできるレベルのチェックポイントはあるということか。

SGAの構成要素

  • データベース・バッファ・キャッシュ
  • REDOログバッファ
  • 共有プール
  • ラージプール
  • Javaプール
  • Streamsプール

バックグラウンドプロセス

  • SMON インスタンスリカバリを行う。
  • PMON ユーザプロセス障害時にリソースを開放しクリーンアップを行う。
  • DBWn(nは数字) データファイルに書き込む
  • CKPT チェックポイント時にDBWnを呼び出す。 メモリとディスクの同期情報を、制御ファイルとデータファイルに書き込む。
  • LGWR REDOログをREDOログファイルに書き込む
  • ARCn REDOログファイルをアーカイブする。
  • MMON AWR取得やADDM分析とか。
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