0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

【SAS対策】Amazon CloudFront , AWS Global Accelerator

0
Last updated at Posted at 2025-09-20

Amazon CloudFrontとは

  • AWSのCDN(Content Delivery Network)サービス
  • 世界中のエッジロケーションを活用して、コンテンツをユーザーに近い場所から低遅延で配信
  • 動的・静的コンテンツ(HTML, CSS, JS, APIレスポンス, 動画, 音声など)両方対応
  • セキュリティ・キャッシュ制御・認証機能が充実している

1. OAI (Origin Access Identity)

  • CloudFront → S3連携の旧方式
  • 仮想IAMユーザーを発行し、バケットポリシーで「このOAIからのリクエストのみ許可」と設定
  • S3を「直接インターネット公開」せず、CloudFront経由のみアクセスさせることができる
  • ただし古い方式で、新規構築ではOAC推奨

2. OAC (Origin Access Control)

  • OAIの進化版(2022年以降の推奨方式)
  • SigV4署名を使ったより強力なセキュリティモデル
  • S3以外のオリジン(ALB, API Gatewayなど)にも対応
  • CloudFrontの「これからの標準」

3. Geo Restriction(ジオ制限)

  • 特定の地域/国からのアクセスを許可・拒否できる機能

    • 例: 日本国内からのみ動画視聴を許可する
    • 米国からのアクセスを制限する
  • 著作権・配信ライセンス制御に使われる

4. Signed URL / Signed Cookies

CloudFrontで「特定のユーザーだけにコンテンツを配信」する仕組み

  • Signed URL

    • 個別ファイル(オブジェクト)に対してアクセス制御したいときに利用
    • IPアドレス制限可
    • 例: 動画ファイル movie.mp4 を「有効期限付きリンク」で配布
  • Signed Cookies

    • 複数のファイルへのアクセスをまとめて制御したいときに利用
    • 例: 動画ストリーミングサイトで、ログインしたユーザーだけが複数の動画を視聴可能にする

5. 価格クラス

  • ユーザーが主に北米・ヨーロッパ圏である → PriceClass_100 で十分&コスト低
  • ユーザーがアジア・日本も含まれるが、南米・中東はあまりない → PriceClass_200 を検討
  • グローバル(世界中)かつ遅延を最小化したい → PriceClass_All

まとめ

  • OAI: S3専用の旧方式、CloudFront→S3アクセス制御
  • OAC: 新方式、SigV4署名でS3以外も対応、今後の標準
  • Geo Restriction: 国ごとにアクセス制御
  • Signed URL / Signed Cookies: 有効期限付き・特定ユーザー限定配信
  • CloudFront vs Global Accelerator: キャッシュ主体か、リアルタイム最適化か

AWS Global Acceleratorとは

  • アプリケーションへのグローバルなトラフィックを最適化して高速・高可用にするサービス

  • ユーザーは 固定のAnycast IPアドレス を使ってアプリにアクセス

  • AWSグローバルネットワークを活用して、ユーザーから最も近いAWSエッジロケーションに接続し、そこからアプリが動くリージョンへルーティング

  • Anycast IP = 世界中どこからアクセスしても同じIPで接続できる

  • CloudFrontが「静的コンテンツ最適化」に強いのに対し、Global Acceleratorは「動的アプリケーションの最適ルーティング」に強い

主な特徴

  1. 静的IPアドレス

    • 2つの固定IPが提供される(高可用性のため)
    • DNS変更なしでバックエンドを入れ替え可能
  2. リージョン間のトラフィック最適化

    • AWSグローバルネットワークを使って最短ルートでデータを届ける
  3. ヘルスチェック & フェイルオーバー

    • 複数リージョンやエンドポイント(ALB、NLB、EC2、EIPなど)を登録可能
    • 一方がダウンしたら自動で別リージョンへルーティング
  4. トラフィック制御(Traffic Dial)

    • 各リージョンへのトラフィック割合を調整できる
    • 段階的リリースやブルー/グリーンデプロイにも活用可能

利用シーン

  • グローバルに展開するWebアプリやAPIを、低レイテンシで提供したい
  • リージョン障害時でも自動的に別リージョンにフェイルオーバーしたい
  • ゲームや金融取引など、動的コンテンツやリアルタイム通信 を最適化したい
  • CloudFrontではなく、TCP/UDPベースの任意アプリケーション を最適化したいとき

CloudFront vs Global Accelerator

サービス 主な用途 最適化対象
CloudFront 静的コンテンツ配信(CDN) HTTP/HTTPS(キャッシュあり)
Global Accelerator 動的アプリ最適化・可用性強化 TCP/UDP(キャッシュなし)
  • 「キャッシュして速くする」のがCloudFront、
  • 「最適ルートを使って速くする」のがGlobal Accelerator
0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?