WBS(Work Breakdown Structure)
- プロジェクトの作業(Work)を、管理しやすい単位まで階層的に分解したもの
例:
システム開発プロジェクト
├ 要件定義
│ ├ 業務要件整理
│ └ 機能要件定義
├ 設計
│ ├ 基本設計
│ └ 詳細設計
└ テスト
├ 単体テスト
└ 結合テスト
PMBOK
Project Management Body of Knowledge(プロジェクトマネジメント知識体系ガイド)
- プロジェクトマネジメントの国際的な標準ガイド
- PMI(Project Management Institute)が策定
- プロジェクトを成功させるための体系的な知識・プロセス・手法がまとめられている
- 日本のIPA試験でも基準としてよく引用される
その中の1つに「リスクマネジメント」という知識エリアがあり、
リスクへの対応方法が定義されている
リスクマネジメント
リスクマネジメント:組織のリスク分析・評価・対策一連の取り組み
├─リスクアセスメント
│ ├─リスク分析:リスク特定、リスクの大きさを決める
│ │ ├─リスク特定:リスク発見
│ │ └─リスク算出:リスクの結果の大きさ、起りやすさを決める
│ └─リスク評価:リスク分析の結果をリスク基準と照らし合わせる
└─リスク対応:対策を打つ
PMBOKにおける「リスクの定義」
- リスク=プロジェクト目標に影響を与える“不確実性”
- プラスの影響 → 好機(Opportunity)
- マイナスの影響 → 脅威(Threat)
| リスクの種類 |
対応方法 |
説明 |
| マイナスのリスク(脅威) |
回避 |
リスク要因を完全に取り除く |
|
転嫁 |
保険・外注で第三者に移す |
|
軽減 |
発生確率・影響を下げる |
|
受容 |
コストに見合わないので対策をしない/監視のみ |
| プラスのリスク(好機) |
活用 |
確実に好機が得られるように積極的に動く |
|
共有 |
パートナーと利益を分ける |
|
向上 |
好機の確率や利益を増やす(追加投資をする) |
|
受容 |
良い結果が出たらラッキー程度で特に何もしない |
RPA(Robotic Process Automation)
- 事務作業などをIT/AIを活用して自動化する取り組み
- 業務変更があると再設定が必要
BPM(Business Process Management)
- 業務プロセスを継続的に改善するための管理手法
- 業務の流れを業務プロセスごとに分析、整理し、問題点を洗い出して継続的に業務を改善
BCP, BPO
| 用語 |
意味 |
| BCP (Business Continuity Plan) |
事業継続計画、災害・事故時でもサービスを止めないことを目的とした対応計画 |
| BPO (Business Process Outsourcing) |
自社の業務の一部を外部企業に委託すること |
インシデント対応
「インシデント」発生(やりたいことができない状況)
↓
原因調査(問題管理)
↓
再発の恐れありの場合、「既知の誤り」に登録
↓
恒久対策が必要なら
↓
「変更要求(RFC)」提出
RFI, RFP, RFQ
| 略語 |
正式名称 |
目的 |
いつ使う? |
出題ポイント |
| RFI |
Request For Information(情報提供依頼書) |
ベンダーの技術・製品情報を取得する |
検討の初期段階 |
「ベンダー選定前の情報収集」 |
| RFP |
Request For Proposal(提案依頼書) |
ベンダーから具体的な提案(機能・構成・体制・期間・費用等)をもらう |
要件が固まり、提案を比較したい段階 |
「要件を示して提案を依頼」 |
| RFQ |
Request For Quotation(見積依頼書) |
費用の見積を比較・精査する |
製品や仕様が確定した段階 |
「価格の見積を依頼」 |
ITIL
- ITサービスを効果的かつ効率的に管理するための成功事例をまとめたガイドライン
- ITサービスマネジメント(ITSM)のベストプラクティス
| 用語 |
説明 |
重要ポイント |
| インシデント管理 |
障害対応 |
すぐ復旧が目的 ワークアラウンド(暫定回避策)を用いて運用を継続 |
| 問題管理 |
根本原因の排除 |
再発防止 |
| 変更管理 |
変更のリスク管理 |
無秩序変更を防ぐ |
| 構成管理 |
構成品目(サーバ、ソフト、設定など)を一元管理 |
CMDBで管理 |
| リリース管理 |
本番へ安全に反映 |
テスト・検証必須 |
| サービスデスク |
利用者窓口 |
ITIL唯一の“窓口” |
| SLA |
利用者と提供者間のサービス品質の合意文書 |
可用性・応答時間など |
| SLM |
SLAを維持するための活動 |
可用性・応答時間など |
| OLA |
部門間の品質合意 |
内部向け |
| 可用性管理 |
ダウン時間の最小化 |
プロアクティブ活動も含む |
| キャパシティ管理 |
性能・処理量の確保 |
過負荷防止 |
| ITサービス継続性管理 |
災害時の復旧計画 |
BCPとの関連 |
パレート図、チェックシート、アローダイアグラム、決定木
| 手法 |
何をするもの? |
主な特徴 |
ポイント |
| パレート図 |
重要な要因を見極める |
棒グラフ+累積折れ線、80:20 |
最も重要な要因の特定、問題の“原因の優先順位”を決めたいとき |
| チェックシート |
データ収集 |
形式統一、簡易記録 |
現場でデータを“数える”・“分類する”ための簡易集計票、最も多い問い合わせタイプ を把握 |
| アローダイアグラム(PERT) |
工程・順序管理 |
矢印と節点、クリティカルパス(最長の経路) |
作業の順序と全体の最短完了時間を知りたい、どこが遅れると致命的なのか |
| 決定木 |
最適な意思決定 |
木構造、確率、期待値計算 |
期待値比較で判断、不確実性のある状況で最適な意思決定をしたい |
特性要因図、管理図、ヒストグラム、パレート図
| 用語 |
説明 |
| 特性要因図 |
原因と結果の関連を魚の骨のような形状でまとめたもの |
| 管理図 |
製造工程や品質管理の現場で、工程の安定性や品質のばらつきを表す |
| ヒストグラム |
収集したデータをいくつかの区間に分類し棒グラフで表す、例:あるクラスの身長の分布 |
| パレート図 |
項目別に値が大きい順に棒グラフで表す、例:ある商品の故障原因の内訳 |
0C曲線、バスタブ曲線、ポアソン分布、ワイブル分布
| 用語 |
まとめ |
観点 |
| OC曲線 |
不良率と合格確率の関係 |
消費者危険・生産者危険 |
| バスタブ曲線 |
故障率の時間推移 |
初期・偶発・摩耗の3区間 |
| ポアソン分布 |
ランダムに少数の事象 |
故障回数・問い合わせ件数 |
| ワイブル分布 |
故障率の推移を表現 |
βの値と故障パターン |
混合戦略、純粋戦略、マクシマックス原理、マクシミン原理
| 用語 |
定義 |
意味 |
ポイント |
| 純粋戦略 |
一つの戦略を100%選択 |
ぶれない選択 |
「確率なし」 |
| 混合戦略 |
複数戦略を確率的に選択 |
相手に読まれにくい戦略 |
「確率で選ぶ」 |
| マクシマックス |
最大利益が最も大きい戦略 |
楽観的 |
「最大の最大」 |
| マクシミン |
最小利益が最も大きい戦略 |
悲観的・安全重視 |
「最悪の中で最善」 |
落札方式
| 方式名 |
どう決めるか |
使う場面 |
キーワード |
| 総合評価落札方式 |
価格+品質などを総合評価 |
技術力・品質が重要な調達 |
価格と品質を総合評価 |
| 最低価格落札方式 |
もっとも安い入札価格 |
仕様が明確で比較容易 |
最も低価格の者が落札 |
| 企画競争(プロポーザル方式) |
企画・提案内容で決定 |
新規技術・実証・創造性 |
提案内容で選定、価格重視でない |
| 随意契約 |
指名した特定相手と直接契約 |
緊急・独占技術・少額調達 |
競争を行わない契約 |
| 指名競争入札 |
行政が選んだ特定の数社で競争 |
専門性が必要・実績重視 |
特定の業者のみ招く |
| 公募型指名競争 |
公募→応募者から指名→入札 |
民間委託・専門性が高い業務 |
公募後に指名選定 |
| 企画提案型公募(公募型プロポーザル) |
公募+提案内容審査 |
技術・サービス比較したいとき |
公募で提案を募る |
組織
| 組織 |
定義 |
| マトリックス組織 |
自分の専門とする職能部門とプロジェクトごとの部門の2つに所属する組織 |
| 事業部制組織 |
製品別、地域別に形成する組織 |
| 職能別組織 |
営業、総務、人事など専門性によって機能を分けた組織 |
| プロジェクト組織 |
ある問題を解決するために各部門から専門家を集めて結成し、問題解決と共に解散する組織 |
ERP(Enterprise Resource Planning)
- 企業全体で統合されたシステムを使って経営を効率化する管理手法
SCM(Supply Chain Managemnent)
- 商品の調達~販売までの一連の流れを複数の企業間で統合的に管理し、コスト削減と効率化を実現する管理手法