WeDo2.0ソフトウェアのバージョンの違いによって、ロボットの動きが異なることが分かったので、整理しておきます。
WeDo2.0ソフトウェアには、それぞれのデバイスに対して次のようなものがあります。
デバイス | ソフトウェアの種類 | 入手先 |
---|---|---|
Window10 | アプリ版 | Microsoft Storeからインストール |
Window10 | ダウンロード版 | LEGO社HPからダウンロードしてインストール |
MacOSX | ダウンロード版 | LEGO社HPからダウンロードしてインストール |
iPad | アプリ版 | App Storeからインストール |
Chromebook | アプリ版 | Google Playストアからインストール |
Android | アプリ版 | Google Playストアからインストール |
WeDo2.0ソフトウェアは、バージョンによって、ロボットの動きが異なるので、注意が必要です。
次のような旧バージョンと、新バージョンでは、ロボットの動きが異なります。
※--は、未調査
デバイス | ソフトウェアの種類 | 旧バージョン | 新バージョン |
---|---|---|---|
Window10 | アプリ版 | -- | ver1.9.385以降 |
Window10 | ダウンロード版 | ver1.9.3 | ver1.9.385以降 |
MacOSX | ダウンロード版 | ver1.9.12 | ver1.9.348以降 |
iPad | アプリ版 | ver1.9.42 | 無し |
Chromebook | アプリ版 | ver1.9.21 | ver1.9.303以降 |
Android | アプリ版 | -- | ver1.9.385以降 |
※(2021年1月21日現在) |
#◯どのような違いがあるのか?
##1.モータの動きについて
Windows版(ver1.9.3)、MacOSX版(ver1.9.12)、iPad版(ver1.9.4.2)、Chromebook版(ver1.9.21)では、次のようなプログラムは正常に動作しますが、
それ以外のバージョンでは正常に動作しません。
※1秒毎に順回転と逆回転を行うプログラムですが、
一瞬だけ、順回転をして、2秒間逆回転をしてしまいます。
上記【Windows版(ver1.9.3)、MacOSX版(ver1.9.12)、iPad版(ver1.9.42)、Chromebook版(ver1.9.21)】以外をお使いの方は、
プログラム作成時に、次の様なプログラミングブロックの組み合わせに変更する必要があります。
※モーターパワーブロックを使うときは、必ず、パワーブロックの後に、モータ回転ブロックを使ってください。
動きの違いについての動画はこちら
##2.加算ブロックの動きについて
Windows版(ver1.9.3)、MacOSX版(ver1.9.12)、iPad版(ver1.9.42)、Chromebook版(ver1.9.21)では、次のようなプログラムは正常に動作しますが、
それ以外のバージョンでは正常に動作しません。
※スタートブロックを押すと、数字が足されていくプログラムですが、
スタートブロックを押すと、値がクリアされて、常に1になってしまいます。
Windows、MacOSXをお使いの方は、こちらより、Windows版(ver1.9.3)、Mac版(ver1.9.12)をダウンロードしてお使いください。
動きの違いについての動画はこちら