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よりわかりやすいJenkinsメールを目指して

Last updated at Posted at 2015-10-29

よりわかりやすいJenkinsメールを目指して

Jenkinsが飛ばすメールを整理して
ユーザーが今すぐやらなければいけない問題が発生したのか
後でやればいいものなのか、メールで問題解決への足がかりは得られたのかを重視したメールを目指した際のメモです。

入れておいたほうが良いプラグイン

失敗や成功時にメールの内容を変えたりしたい、ビルドログ等をメール内容に自動で記載して欲しい等といった場合は
Ext-Emailというプラグインを入れるとその辺の機能をJenkinsに追加してくれます。
Email Extension Plugin

基本的な考え方

  1. メールソフトで機械的にグループしやすいもの
  2. 問題の緊急度 【緊急】>【重要】>【なるべく】>【後で】を明確にする
  3. 中身については、失敗したジョブの案内、コミット履歴、ログパーサへのリンク、ビルドログを載せる

サブジェクト

  1. メール分配用に先頭に【$(ProjectName)_執事】タグを入れる
  2. 緊急度をJIRAを例に指定 【緊急】【重要】【なるべく】【あとで】
  3. 成功か失敗か別の物なのかを指定 【成功】【失敗】【警告】【定期報告】
  4. 補足

といった形にします。

サブジェクトの例をいくつか提示


優先度:緊急 ステータス:失敗 補足:x64Developビルド
【$(ProjectName)執事】【緊急】【失敗】x64Developビルドに失敗しました


優先度:重要 ステータス:失敗 補足:3Dモデルのエクスポート
【$(ProjectName)執事】【重要】【失敗】3Dモデルのエクスポートに失敗しました


優先度:なるべく ステータス:警告 補足:CppCheckの確認が必要
【$(ProjectName)執事】【なるべく】【警告】CppCheckのエラーが発生しました、確認をお願いします


優先度:あとで ステータス:定期報告 補足:掃除
【$(ProjectName)執事】【あとで】【定期報告】掃除日です。

本文

ビルドや自動テストなどの内容はログパーサプラグインで分割して見やすくしているので
ジョブのページではなくログパーサプラグインが出力したページへのリンクを張り
受信者が問題の確認を1手でも短くできるようにします。
※CppCheckPluginなどが生成したページがあるならそのページへのリンクを張る。

本文の例をいくつか提示します。


[ログパーサページがあるJobからのメール本文]
$PROJECT_NAME
${BUILD_URL}parsed_console/

前回の成功ビルド以降に更新されたファイル
==============================
${CHANGES_SINCE_LAST_SUCCESS}

ビルドログ
==============================
${BUILD_LOG}


[ログパーサページが無いJobからのメール本文]
$PROJECT_NAME
${BUILD_URL}console/

前回の成功ビルド以降に更新されたファイル
==============================
${CHANGES_SINCE_LAST_SUCCESS}

ビルドログ
==============================
${BUILD_LOG}


[CppCheckPluginを利用したJobからのメール本文]
$PROJECT_NAME
${BUILD_URL}cppcheckResult/

前回の成功ビルド以降に更新されたファイル
==============================
${CHANGES_SINCE_LAST_SUCCESS}

ビルドログ
==============================
${BUILD_LOG}
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