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30代エンジニアが簿記3級取得した奮闘記

Last updated at Posted at 2019-06-16

#はじめに
※2019/2月時点までの勉強方法のため、注意ください。
私が簿記を勉強し始めたきっかけ背景は以下の通りである。
・転職をきっかけに、会計システムに関わることになった。
・過去10年間会計業務に携わったことがない。
・簿記の「ぼ」も分からず仕訳や借方、貸方等用語からわからなかった。
・分からないことだらけで禿げちゃう:older_man_tone2:
上記からアクションを起こさないと仕事にならないと感じたからだ。

#前提知識
理系出身のため、簿記の知識ゼロの状態

#勉強方法
いきなり2級も考えたが、挫折することを一番恐れたため、
まずは3級取得を目指すことにした。
勉強手順については、以下の通り。

1.教科書
まずは、教科書として以下を2週間ほどざっくり読み。
みんなが欲しかった 簿記の教科書 日商3級 商業簿記

2.過去問(高得点設問のみ)
得点割合の多い、「第1問(仕訳)、第3問(試算表)、第5問(精算表/財務諸表)」を解きながら分からなければすぐ答えを見て学習し、理解できない場合は教科書を参照。
合格するための過去問題集 日商簿記3級

3.過去問(低得点設問のみ)
余力があれば、得点割合の低い、「第2問(補助簿)、第4問(伝票)」を学習。
ここの箇所が全問正解で20(10 + 10)点だけなので優先度は低い。

4.模試
試験時間が2時間のため、集中力と電卓、仕訳の速さを鍛える。

#結果
合格ライン70点。
・2018/12月:不合格(67点)
 →1問あってれば合格だったので、寝込んだ。。
・2019/02月:合格(75点)
 →TACとの自己採点とぴったし75点。自己採点先におすすめ。
 →簡易ミスで仕訳2か所ミスして-10点だったため、仕訳は完璧にすべき

#反省点
・継続が厳しい。
 →平日疲れている中、時間の確保及び、継続して勉強することの大変さを気づかされた。
・手書きが厳しい。
 →普段PCでしか記載ないため
・仕訳の反応速度
 →時間の余裕がないため、仕訳の問題集やるべきかもと思った。
・電卓速度向上
 →時間に加算されるためこれも慣れが必要。2級はここの精度も求められるとか。

#まとめ
率直な感想としては、正直3級なんて余裕と思っていたが、個人的には難しかった。
ただし、得れたものは主に以下の点だ。
・簿記の基礎知識を得たため、最低限の会計用語は理解できるようになった。
・経理担当の人と多少は会話できるようになった。(本格的には2級はいると感じたが)
・IR情報が読めるようになった!(所属会社のIR情報見ると面白い)
・「IT」X「会計」のスキル証明になったと思う。(なんちゃってではあるが)
・若くなくとも継続して勉強できた実績。(自信UP)

今のところ、会計知識を深堀するよりもAI関連の勉強したいため、
2級は一旦受験予定がないが、機会があれば目指そうと思う。

#後日談(2021/07/08追記)
本記事記載から約2年経過して人生が好転しているので、
簿記とは脱線しますが、何かを学習、行動することは大事だと思いましたので、
記載させて頂きます。

略歴

  • 1社目:10年受託開発SEとして従事
  • 2社目:中堅SIerで会計システムに関わる(簿記取得したきっかけ)
  • 3社目:自社開発系のAI関連部署所属
    • 年収100万以上up、月残業10時間以下(一番びっくりしたことです)

同じような志の方がいましたら参考になればと思います。
また、資産運用も始めるにあたり財務3表読めるようになったので、これも簿記学んでよかったなと思いました。会社の健康状態が分かるのは大きいです・・

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