仮想のCentOS7にATOMをインストールしたかったのですが、最小構成のハード構成8Gで構築していたらインストールが全然進まなかったため、ディスク容量を増やしました。
仮想OSの仮想的なサイズの変更(最初にやる)
最初に状況確認します。fdisk -l
すると確かにsda2が約8Gになっています。
次に仮想OSの物理ディスク?を変更したいので、GUIで設定を変更します。
VirtualBox→対象の仮想OSを選択してグローバルツール→プロパティ
画面の下にあるサイズが8Gだったのでとりあえず30Gに変更しました。
fdiskでパーティションを再設定します。
①PV(Physical Volume)を設定していきます。VGもnでやっている認識(間違っていたらすみません)
#デバイス名(SCSI ディスクなのでsda)を指定してfdiskコマンド
$fdisk /dev/sda
#対話モードになるので
$P(パーティションテーブルの表示)
#sda1,sda2が表示され、sda2を作り直したいので
$d(パーティションを削除する)
#パーティション番号を選択します
$2
#新しいパーティションを作ります。サイズ指定もできるはず
$n
#パーティションの種類を選択しますが、基本的にプライマリーでいいと思います。
$p
#変更が終わったら保存します。もし間違えたらqで保存しない
$w
#再起動します
$reboot
#再起動後、PV(Physical Volume)を設定していきます。
$pvresize /dev/sda2
#論理ボリュームを拡張します。ボリューム名はlvdisplayで確認
$lvextend -l +100%FREE /dev/centos/root
#最後にファイルシステムを拡張します。ファイルシステムの確認はdf -T
$xfs_growfs /dev/centos/root
ちなみにsda2は/dev/mapper/centos-rootになっています。
[root@localhost ~]# df -h
ファイルシス サイズ 使用 残り 使用% マウント位置
devtmpfs 1.4G 0 1.4G 0% /dev
tmpfs 1.4G 0 1.4G 0% /dev/shm
tmpfs 1.4G 9.4M 1.4G 1% /run
tmpfs 1.4G 0 1.4G 0% /sys/fs/cgroup
/dev/mapper/centos-root 29G 9.9G 19G 35% /
/dev/sda1 1014M 237M 778M 24% /boot
jyujyu 238G 161G 77G 68% /media/sf_jyujyu
tmpfs 285M 20K 284M 1% /run/user/1000
/dev/sr1 48M 48M 0 100% /run/media/odakn/VBox_GAs_5.2.38
ついでに
ATOMをインストールしようとするとデフォルトのgccが古くてインストールできません。
記載を省略しますが、最新のgccをダウンロードしてビルド。Versionが変わっていればOKです。
あとは心おきなくATOMをダウンロードして、コマンド打っておしまい。
yum localinstall atom.x86_64.rpm
参考
こちらの記事を参考にさせていただきました。誠に有難うございました。
[VirtualBox環境下でのCentOS7ディスク拡張[2018-10]]
(https://qiita.com/hiroakisan@github/items/ffced43400edc4846a94)
[論理ボリュームマネージャー(Linux LVM)について調査してみました]
(https://qiita.com/sigenyan/items/e67eaa065da749c04e36)
CentOS7 LVM によるディスク管理の基本
CentOS7で良さげなCode Serverを試したらエラーが出た ("Error: /lib64/libstdc++.so.6: version `GLIBCXX_3.4.21' not found 等)