VirtualBoxの最近のバージョンでのVMディスクの拡張方法(2018年10月)
環境:
VirtualBox 5.2.18
CentOS 7.5
※デフォルト最小構成でインストール
手順:
まずは仮想基盤上での拡張
[GUIからできるようになっている!!]
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対象VM停止
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VirtualBox画面右上のグローバルツール→
ハードディスク→
対象VMのディスク→
プロパティ→
サイズ変更(拡張)→
適用 -
対象VM起動
次にfdiskによるパーティションの拡張
# fdisk /dev/sda
コマンド (m でヘルプ): p
Disk /dev/sda: 32.2 GB, 32212254720 bytes, 62914560 sectors
デバイス ブート 始点 終点 ブロック Id システム
/dev/sda1 * 2048 2099199 1048576 83 Linux
/dev/sda2 2099200 33554431 15727616 8e Linux LVM
コマンド (m でヘルプ): d
パーティション番号 (1,2, default 2): 2
Partition 2 is deleted
コマンド (m でヘルプ): n
Partition type:
p primary (1 primary, 0 extended, 3 free)
e extended
Select (default p): p
パーティション番号 (2-4, default 2):
最初 sector (2099200-62914559, 初期値 2099200):
初期値 2099200 を使います
Last sector, +sectors or +size{K,M,G} (2099200-62914559, 初期値 62914559):
初期値 62914559 を使います
Partition 2 of type Linux and of size 29 GiB is set
コマンド (m でヘルプ): w
パーティションテーブルは変更されました!
ioctl() を呼び出してパーティションテーブルを再読込みします。
WARNING: Re-reading the partition table failed with error 16: デバイスもしくはリソースがビジー状態です.
The kernel still uses the old table. The new table will be used at
the next reboot or after you run partprobe(8) or kpartx(8)
ディスクを同期しています
# reboot
最後にLVM拡張
# pvresize /dev/sda2
# lvextend -l +100%FREE /dev/centos/root
# xfs_growfs /dev/centos/root
以上です。