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【まとめ】2025 Microsoft Build: AIの最新動向とサステナビリティへの取り組みから得た気づき

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はじめに

このたび、2025年5月19日〜22日の4日間、現地で「2025 Microsoft Build」に参加してきました。私はエンジニアではありませんが、一般の立場から見た最新技術(特にAI)やエネルギーに関する気づきを、みなさんとシェアできればと思います。よろしくお願いします。

Image_20250606_135203_157.jpeg

AI について

今年の Microsoft Build では、AI を中心にさまざまなトピックが取り上げられていました。

以下は、マイクロソフト公式サイトのまとめです:
All the Azure news you don’t want to miss from Microsoft Build 2025

その中でも特に印象に残った内容を以下に記録します。

AI Platform: Coding Agent

Coding Agent は、GitHub Copilot を「ペアプログラマー」から進化させ、コードレビューやテスト作成、バグ修正、仕様の実装などのタスクを担う、より本格的なチームメンバーとして機能するようになります。

AI Platform: SRE Agent

Azure の Site Reliability Engineering (SRE) エージェントは、システムを24時間体制で監視し、リアルタイムでインシデントに対応、自律的にトラブルシューティングを行うことで、開発者の負担軽減を図ります。

AI Platform: Copilot Agent+Power Apps+Teams

Copilot Studio を活用することで、自社データを用いたモデル訓練やエージェント作成を、ローコード(Low code)で実現可能に。
さらに、複数エージェントによる「multi-agent orchestration(多エージェント協調)」、Microsoft Teams を含むさまざまな環境で自由にエージェントを構築できる「New tools」も発表されました。

AI活用事例

マイクロソフトのプロダクトに限らず、多くの企業によるAI活用の事例も紹介され、まさにAIの時代が到来していることを実感しました。

画像2.png

私が参加したセッションのまとめはこちらに記載しています:

Sustainability(持続可能性) について

2日目のKeynoteの最後では、AI技術を支える基盤である「データセンター」にも焦点が当てられました。以下、内容を簡単にまとめます:

データセンターについて

  • 2025年中に、100%再生可能エネルギーの使用を達成することを目指す
    (Googleは2017年に達成済み、Amazonも2025年中を目標に掲げています)
  • この1年間で増加した容量は、3年前のすべての容量を上回る
  • AI向けに特化したデータセンターが求められている
  • 液冷方式を採用し、クローズドループ循環により水の無駄をゼロに抑制

その他、現地セッションで得た知見や、Microsoftの持続可能性への取り組みについては、以下の記事にまとめています:

Microsoft Build後で私が考えたこと

今回の参加を経て、今後取り組んでみたいと思ったことを4つにまとめました:

  • ChatGPT 以外の AI サービスを実際に使ってみる
  • 自分自身の AI エージェントを作ってみる
  • 持続可能なソフトウェアエンジニアリングを学ぶ
  • AIデータセンターとそのサプライチェーンについてさらに深く理解する

最近はこちらの記事も気になっています:

雑談

今回が私にとって初めてのアメリカでのイベント参加となり、記念も兼ねて、現地の様子をたくさん写真に収めました。
雰囲気をお伝えできればと思い、まとめ記事を作成しましたので、よろしければご覧ください。

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