はじめに
- 結論:Ping-t試験レベル問題+模試とChatGPT+Keepメモだけで AWS Certified Solutions Architect – Associate(SAA-C03) に合格
- 受験日:2025/11/26(水)
- スコア:791
- 学習期間:3週間強
- 使った教材:Ping-t、AWS公式ドキュメント、ChatGPT、技術ブログ
- 勝因:Ping-t試験レベル問題の徹底反復と、ポモドーロ導入+ChatGPT要点メモ(ミルフィーユ方式)
AWS公式の試験情報は以下の通りです。
- 試験時間:130分
- 出題数:65問(多肢選択・多肢応答)
- スコア範囲:100〜1,000
- 合格スコア:720
(出典:AWS公式試験ガイドおよび認定ページ)
Ping-t模試80%を目安に、短期集中でもSAAは狙えます。
この記事では、監視オペ歴2か月/設計未経験の状態から、SAAに合格するまでの学習ログをまとめます。
この記事でわかること
- CLF合格後、3週間強の短期集中でSAAに挑戦した学習プロセス
- シフト勤務+通勤電車メインでも回せた勉強時間の作り方
- Ping-t試験レベル問題+模試の具体的な使い方
- ChatGPT+Keepを使った「ミルフィーユ式」復習のやり方
- 本番で実際にやった時間配分と解き方の手順
- 「Ping-t模試80%以上安定=本番合格ライン」と感じた理由
試験データ(受験ログ)
- 試験名:AWS Certified Solutions Architect – Associate(SAA-C03)
- 受験日:2025/11/26(水)
- 受験形態:テストセンター
- スコア:791
- 体感難易度:Ping-t模試と同じくらい
- 知らないサービスも数問出たが、落ち着いて読めば対応可能なレベル
- 所要時間:
- 10:00 開始 → 12:00過ぎ終了(130分フル。最後に見直し時間を確保)
前提:筆者プロフィールとゴール
プロフィール
- IT実務経験:2か月
- 業務内容:AWS関連の監視オペレーター(監視ツールのアラート対応など)
- CloudWatch や Zabbix を日常的に触る程度
- AWS設計経験:ゼロ
- 保有資格:
- AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C02)
- LPIC-1
- 応用情報技術者
SAAを受けた目的
- 目的:AWSの設計・構築案件に関われるようになること
- ゴールイメージ:
- SAA合格を、設計・構築フェーズに関わるための足掛かりにする
- 将来的には、年収アップ+設計構築メインの働き方を目指す
想定読者は、「CLFに合格して次はSAAを取りたい人」です。
使った教材と役割分担
Ping-t(SAA-C03)
-
役割:メイン教材(問題演習+簡易テキスト)
-
使った範囲:
- 試験レベル問題を全問解く
- 通常問題(分野別)はあえて使わず、「本番レベル」のみで慣れる方針
-
進捗状況(試験直前の状態):
- 未出題:514
- ミス:29
- ヒット:215
- コンボ:119
→ 試験レベル問題での正答率は、おおよそ 約88%(215 / (215 + 29)) まで向上
-
使い方:
- ミスした問題は、解説と参考をしっかり読む
- 途中から、難しい問題はChatGPTに丸ごと貼って解説してもらう
- 問題を「未出題 → ミス → ヒット → コンボ」で回し、ゲーム感覚で進捗を可視化
AWS公式ドキュメント
- 試験ガイド・試験範囲のサービス一覧
- 対象サービス一覧を一通り読み、知らないサービスはChatGPTで補完
- AWS Well-Architected Framework
- 要約と本文を途中まで読み、ベゾスの「善意ではなく仕組みで品質を担保する」という考え方が強く印象に残った
ChatGPT
-
役割:
- Ping-t の難しい問題の詳細解説
- 各問題のポイントを1〜2行に要約してもらう
- 知らないAWSサービスの概要確認
-
使い方:
- Ping-tの問題文と選択肢をそのまま貼り付けて、「解説+要点1〜2行」を出してもらう
- 出てきた要点をGoogle Keepにコピペし、通勤中に何度も読み返す
技術ブログ
- 役割:
- 個人ブログや体験記を読んで、他の人の合格ラインやPing-tの使い方を参考にする
- 自分の学習方針(Ping-t+短期集中)が現実的かどうかの確認に使った
学習の流れ(3週間強)
勉強時間と場所
- 期間:約3週間強
- 1日の勉強時間:
- 仕事の日:1〜2時間
- 休みの日:5時間前後
- 勉強場所:
- 平日:通勤電車内でスマホからPing-t
- 休日:近所の図書館で集中してPing-t模試と復習
シフト勤務との両立
- 課題:
- 生活リズムが一定でないため、「毎日同じ時間に勉強」が難しい
- 対応:
- 「毎日Ping-tを開く」ことだけは絶対に守るルールにした
- 時間が10分でも、1問だけでもいいので必ず触る
- 「勉強を始めるまでの心理的ハードル」を下げることを最優先にした
Ping-t+ChatGPT+Keepで作る「ミルフィーユ学習」
基本サイクル
- Ping-tで問題を解く
- ミスした問題を中心に解説を読む
- よくわからない問題は、ChatGPTに貼って解説+要点1〜2行を作ってもらう
- 要点をGoogle Keepにコピペ
- 通勤電車や隙間時間に、Keepのメモを何度も読み返す
このサイクルを毎日回すことで、知識の層を何枚も重ねていく「ミルフィーユ」のような学習になりました。
- 一度で完璧に理解することはあきらめる
- 代わりに、「今日も1枚だけ層を重ねる」という感覚で続ける
ポモドーロ導入でスコアが跳ねた話
途中から、ChatGPTに勧められてポモドーロ法を導入しました。
ポモドーロ設定
- 25分:16問解く
- 5分休憩
- 上記を3セット(計48問)
- 最後の25分で17問解いて合計65問
- 5分休憩後、残り10分を見直しに使う
→ 本番と同じ「65問/130分」のリズムを、Ping-t模試で完全再現する形です。
効果
- 「1問あたりの時間感覚」が明確になり、焦りが減った
- 25分ごとに区切ることで、集中力が最後まで持つようになった
- この方法を導入した直後から、Ping-t模試のスコアが一気に伸びた
Ping-t模試のスコア推移
実際のPing-t模試(本番レベル)のスコア推移は以下の通りです。
| 日付 | スコア |
|---|---|
| 2025/10/30 | 56% |
| 2025/11/17 | 50% |
| 2025/11/20 | 72% |
| 2025/11/21 | 56% |
| 2025/11/22 | 81% |
| 2025/11/25 | 87% |
-
注目ポイント
- 一度72%まで伸びたあと、再び56%まで落ちてメンタル的にきついタイミングがあった
- ポモドーロ導入と復習の強化により、最終的には80%台後半まで安定
自分の感覚としては、
Ping-t模試で80%以上が安定
=SAA本番の合格ラインに乗った
と判断できました。
本番当日の解き方と時間配分
当日の流れ
- 05:00 起床
- 09:30 会場着
- 10:00 試験開始
- 12:00過ぎ 終了
解き方のルール
-
選択肢から先に読む
- 問題文に入る前に、「どんな選択肢があるか」「どのサービスが候補か」をざっと把握
-
1周目で全問マーク
- 迷っても、必ずどれか1つにチェックを入れる
- 自信がない問題にはフラグを立てる
-
2周目でフラグ付き問題だけ解き直す
- 本番では、65問中24問にフラグが付いた
- 最後に全体をざっと見直し
体感難易度
- Ping-t模試と同じくらい
- 知らないサービス名の問題も数問あったが、
- 問題文の「目的」「制約」を丁寧に読み
- 既知のサービスとの比較で消去法を使えば、選択肢を絞り込めるレベル感でした。
結果と振り返り
ドメイン別の結果
- 第3分野:高性能アーキテクチャの設計 → 「改善が必要」
- それ以外の分野 → いずれもコンピテンシーを満たしている判定
→ 今後は、性能・スループット周り(キャッシュ、スケーリング、ストレージ性能など)の設計力を重点的に強化する必要があると感じました。
良かった点
- Ping-t試験レベル問題と模試を短期間で集中的に回したことで、問われ方に強くなった
- ChatGPT+Keepで要点を1〜2行に圧縮し続けた結果、復習効率が高かった
- 「毎日Ping-tを開く」という小さな習慣に絞ったことで、シフト勤務でも継続できた
もっとやっておけばよかった点
- 問題を「人に説明するつもり」で、自分の言葉で解説する練習
- 自分の中で理解できていても、言語化が甘い部分は、別の問題設定になると迷いやすいと感じました。
合格後と今後のロードマップ
合格後は、次のようなロードマップを置いています。
- 次に受ける予定の資格:
- AWS Certified Developer – Associate(DVA)
- AWS Certified CloudOps Administrator – Associate(SOA)
- AWS Certified Solutions Architect – Professional(SAP)
- 目標:
- 2026年度中にAWS資格全冠を達成
- 「All Certifications Engineer」として名前を載せる
そのために、今後は
- 設計・構築フェーズに関われる環境へキャリアを寄せていくこと
- 実務でAWSアーキテクチャに触れながら、上位資格の勉強を進めること
を意識して動いていく予定です。
これからSAAを受ける人へ
最後に、これだけは伝えたいメッセージです。
Ping-t模試80%を目安に、短期集中でもSAAは狙えます。
ポイントをまとめると:
- 短期間でもよいので、毎日Ping-tを開く
- 「全部理解してから次へ」ではなく、ミス → 解説 → 要点メモ → 再演習のループで層を重ねる
- 模試は本番と同じ時間配分(ポモドーロ法など)でリハーサルとして使う
- ChatGPTなどのツールは、「わからないところを1〜2行に圧縮してもらう」用に割り切る
監視オペ2か月・設計未経験でも、CLF+Ping-t+短期集中でSAAに到達できました。
この記事が、次にSAAを目指す方の参考になれば嬉しいです。
参考リンク
- AWS Certified Solutions Architect – Associate(公式)
- AWS Certified Solutions Architect – Associate 試験ガイド(公式)
- AWS Certified Solutions Architect – Associate Exam Guide(PDF, 公式)
- Ping-t 「AWS ソリューションアーキテクト – アソシエイト(SAA-C03)」問題集
- 自分のCLF合格記事