MacでGoogle Meetを使用しているときに、マイクの音量が勝手に上がってしまう現象が発生していることがわかりました。
これはGoogle Chromeを使用している場合に発生するようです。
自分の環境は以下です。
- Mac OS 10.15.7
- Google Chrome 96.0.4664.110
これを解消すべくAppleScriptでプログラムを作り、この問題を解消しました。
しかし、この記事を書く前にふとQiitaを見るとなんとこちらの記事に、Chrome拡張機能を追加することで解決できるとの旨が記載されていたのです！
Chromeにはマイクの自動調節機能があるらしく、それが原因で勝手に上がっていたようです。
この拡張機能を追加することでマイクの音量が勝手に上がらなくなりました。
ただせっかくプログラムを作ったので備忘録を兼ねて記載しておきます。
将来的に拡張機能が使えなくなった場合に使えるかもしれないので…
解説
スクリプトエディタを起動し、以下のコードを追加します。
mic_setting
-- 音量しきい値
property VOLUME_THRESHOLD : 50
-- 何秒ごとに実行するか
property DELAY_SECOND : 5
on idle
set inputVolume to input volume of (get volume settings)
-- マイクの入力音量をダイアログ表示（確認用）
-- display dialog inputVolume
if inputVolume > VOLUME_THRESHOLD then
set volume input volume VOLUME_THRESHOLD
end if
return DELAY_SECOND
end idle
ファイル→書き出すを選択し、ファイルフォーマットを「アプリケーション」に、オプションで「ハンドラの実行後に終了しない」にチェックを入れて保存します。
生成されたアプリケーションを実行することで、例示したコードでは5秒ごとにマイク音量を調べ、しきい値以上の場合はしきい値まで音量を下げます。