みなさん、こんにちは。NetAppでSales Specialistをしている小寺です。
今日は、Amazon Fsx for NetApp ONTAPを1つのファイルシステムに対して、S3アクセスポイントを複数作成するときのTipsをお伝えします。
S3アクセスポイントは1つのファイルシステムでボリューム毎に作成可能ですが、気を付けたいポイントがあるので、ご紹介します。
Amazon FSx for NetApp ONTAPのS3アクセスポイントについて簡単におさらい
既にご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、改めてAmazon FSx for NetApp ONTAPのS3アクセスポイントの機能について、おさらいです。
FSx for NetApp ONTAPの「S3アクセスポイント」とは、FSx for ONTAP内のファイルデータに対して、Amazon S3互換のAPI(S3 API)でアクセスできるようにする機能です。
既存のNFS/SMBデータをそのままS3で参照可能になるので、データ移行不要で他のAWSサービスと連携可能です。
昨年のre:Invent 2025で発表されています。詳細については、以下をご確認ください。
FSx for ONTAPでS3アクセスポイントを作ってみる
(1) FSx for ONTAPのS3アクセスポイントを作成します。
今回は既に作成済のFSx for ONTAPでテスト用のボリュームを作成し、そのボリュームに対してS3アクセスポイントを作成します。
アクセスポイント名を入力します。
(2) 「ファイルシステムのユーザID」箇所でファイルシステムのプロトコルを選んだ上で、ユーザ名を入力する必要があります。
今回は、NFSを選択しています。
ユーザ名はSVM上で実在する必要があり、かつ他のボリュームで既に使われたユーザを利用することができません。
rootなど既に他ボリュームで利用されているユーザ名を入力して、S3アクセスポイントを作成した場合、以下のエラーでS3アクセスポイントの状態が「Failed」になります。
(3) FSx for ONTAPボリュームの該当SVMに接続した上で、既存のローカルユーザを確認します。
::> vserver services name-service unix-user show -vserver verification-svm
User User Group Full
Vserver Name ID ID Name
-------------- --------------- ------ ------ --------------------------------
verification-svm
nobody 65535 65535
verification-svm
pcuser 65534 65534
verification-svm
root 0 1
3 entries were displayed.
::>
(4) ユーザを追加します。
::> vserver services name-service unix-user create -vserver verification-svm -user kodera -id 2026 -primary-gid 2026 -full-name "Kanako Kodera"
追加後、作成を確認します。
::> vserver services name-service unix-user show -vserver verification-svm
User User Group Full
Vserver Name ID ID Name
-------------- --------------- ------ ------ --------------------------------
verification-svm
kodera 2026 2026 Kanako Kodera
verification-svm
nobody 65535 65535
verification-svm
pcuser 65534 65534
verification-svm
root 0 1
4 entries were displayed.
::>
(5) 先ほどSVMで作成したNFSのローカルユーザ「kodera」をユーザ名に指定します。

(6) S3アクセスポイントポリシーの指定はなしでインターネット経由で作成します。

問題なく作成できました!複数のボリュームでS3アクセスポイントを作成して検証するようになり、エラーになることを知ったので、共有させていただきました。
是非、色々なAWSサービスとONTAPデータ連携を試してみてください!!
引用


