週刊AWS – 2026/4/27週
週刊生成AI with AWS – 2026/4/27 週
Amazon EC2 M8in および M8ib インスタンスを発表
AWSでのみ利用可能なカスタム第6世代 Intel Xeon Scalable プロセッサ (Granite Rapids) を搭載した M8in (ネットワーク最適化) および M8ib (EBS 最適化) インスタンスがGAになりました。
M8in インスタンス
最高のネットワーク帯域幅である 600 Gbps のネットワーク帯域幅
ユースケースとしては、
・リアルタイムのビッグデータ分析
・ウェブ規模の分散型インメモリキャッシュ
・AI/ML クラスター用のキャッシングフリート
・通信事業者向けワークロード
M8iB インスタンス
高速化されていないコンピューティング EC2 インスタンスの中で最高の最大 300 Gbps の EBS 帯域幅。
高性能ファイルシステムや NoSQL データベース向け。
利用可能リージョン
・米国東部 (バージニア北部)
・米国西部 (オレゴン)
・アジアパシフィック (東京)
・および欧州 (スペイン)
AWS Billing Conductor が Billing Transfer ユーザー向けに Passthrough Pricing Plan を提供開始
Billing TransferでPassthrough Pricing Planが提供開始されました。
パススループライシングとは、請求グループのすべてのアカウントが、AWS 請求額を反映した請求対象データをプライマリビューで確認できる仕組みです。
Bill-Transfer アカウントでは、請求グループの消費に関連付けられた [My View] と [Showback/Chargeback] の両方のビューで同じ請求データが確認できます。
こんなときに有効
独自割引がお客様に表示されないよう対応が不要
請求書のカスタマイズが不要
Amazon Redshift Serverless の AI-driven scaling がすべての新しいワークグループでデフォルトに
AI-drivenスケーリングと最適化
機械学習を使用してコンピュートニーズを予測し、クエリがキューに入る前に、自動でリソースを調整します。
対応 RPU 範囲が従来の 32~512 RPU から 8~512 RPU に拡大されました。
設定として、コスト、パフォーマンス、またはその両方のバランスのいずれを優先するかを選択ができます。
Amazon Quick がチャット内でのドキュメントとビジュアル作成をサポート
チャットのやり取りから PowerPoint や Word などのドキュメントを生成できるようになりました。
また、プレビュー版として画像やインフォグラフィックを作る「ビジュアル作成」もサポートされています。
対応リージョン
ドキュメントの作成:全てのリージョンで利用可能
ビジュアルの作成 (プレビュー版) :米国東部 (バージニア北部) と米国西部 (オレゴン) の AWS リージョン
Amazon Quick で自然言語を使用したカスタムアプリケーション構築機能 (プレビュー)
Amazon Quick から自然言語でカスタムアプリケーションを作成できるようになりました。

引用
Amazon Quick が macOS と Windows 向けデスクトップアプリケーション (プレビュー版) として利用可能に
ネイティブデスクトップアプリケーション (macOS/Windows 対応) がプレビュー版として提供開始されました。
ローカルファイルへの直接アクセス、OS レベルのプロアクティブな通知、ネイティブなデスクトップ制御など、コンピュータの機能を活用できます。
ファイル、カレンダー、やり取り、アプリケーション等と統合させたAIアシスタント活用に有効そうですね。
Amazon Bedrock で OpenAI モデル、Codex、Managed Agents を提供開始 (Limited Preview)
最新の OpenAI モデルが Amazon Bedrock で入手可能で、IAM、AWS PrivateLink、ガードレール、暗号化、CloudTrail ログ等の機能が利用できる。
さらに、OpenAI のコーディングエージェント Codex が AWS 環境内で利用可能になり、CLI、デスクトップアプリ、VS Code 拡張機能から AWS 認証情報で利用可能です。
デプロイとしては、Amazon Bedrock Managed Agents により、簡単に開始可能です。
Amazon Connect Talent による AI を活用した採用ソリューション (Preview 提供開始)
Amazon Connect Talent
何十年にもわたる Amazon の採用の知見から情報を得て、AI エージェントを使用して体系的な音声面接を実施し、科学的根拠に基づく評価を実施し、一貫性のある候補者スコアリングを行います。
プレビュー機能に含まれるもの
・AI 主導のスキル評価
・適応型質問機能を備えた AI 主導の音声面接
・ブランドに合わせてカスタマイズ可能なモバイルファースト候補者ポータル
・包括的な採用担当者ダッシュボード
・システム管理者オンボーディングツール
・応募者追跡システム (ATS) 統合
Amazon Bedrock AgentCore Runtime が Node.js のダイレクトコードデプロイに対応
Amazon Bedrock AgentCore Runtime が Node.js をマネージド言語ランタイムとしてサポート開始しました。
.zipファイルをそのままデプロイできるdirect code deployにも対応しています。
Amazon QuickSight で Filter Controls のカスタムソートをサポート
Amazon Quick の QuickSight (BI 機能) にある Filter Controls で、Quick カスタムソート機能が追加されました。
ドロップダウンおよびリストコントロール内での値の表示順がカスタマイズできるようになっています。数値フィールドの場合、以下のようなソートが可能です。
Amazon CloudFront がキャッシュタグによる無効化をサポート
キャッシュタグによるオブジェクト無効化機能が追加されました。
従来の URL パス(例: /images/*)単位ではなく、オブジェクトに付与した任意のタグ(例: product:electronics)を指定して、一括でキャッシュを無効化できる機能です。
無効化の仕組み
1.ディストリビューション毎にCacheTagConfigを使い、CloudFront がオリジンからのレスポンスを評価する際、どの HTTP ヘッダーをキャッシュタグとして認識するかを設定します。
2.オリジンサーバーがオブジェクトを返す際、1.で指定したヘッダーにカンマ区切りでタグを含めます。
3.タグを指定して無効化を実行します。
無効化(CreateInvalidation API)をリクエストする際、パスの先頭に #(シャープ) を付けることで、タグ指定として扱われます。
Amazon RDS for MySQL が Preview Environment で MySQL Innovation Release 9.6 を発表
RDS Database Preview Environment で MySQL コミュニティ Innovation Release 9.6 のサポートを開始しました。
MySQL コミュニティ Innovation Release 9.6
MySQL 9.6は「イノベーション」ブランチに割り当てられています。イノベーションブランチは、新機能への早期アクセスを希望するユーザーに推奨されます。
Foreign Key 制約処理の SQL レイヤー移行、Audit Log Component の追加、JSON Duality Views DML Tagging などの新機能があります。
Amazon Quick が Microsoft Excel、PowerPoint 拡張機能を追加、Word 拡張機能を更新 (Preview)
Microsoft 365 拡張機能 (プレビュー)
ユーザーの Microsoft 365 環境内で直接タスクを実行できるようになります。
Microsoft Excel 拡張機能
複雑なスプレッドシートの分析、ピボットテーブルとグラフの作成、データのインポートとクレンジング
Microsoft PowerPoint 拡張機能
組織が定義したテンプレートを使用して Quick のデータからプレゼンテーションを作成および調整できます。
Microsoft Word 拡張機能
Word の基本要素を活用した書式付きドキュメントの生成、変更履歴を有効にしたままでの一括編集、コメントでの校閲者参加等の機能
サポートされるリージョン
米国東部 (バージニア北部)
米国西部 (オレゴン)
アジアパシフィック (シドニー)
欧州 (アイルランド)
アジアパシフィック (東京)
欧州 (フランクフルト)
欧州 (ロンドン)
AWS Lambda が Ruby 4.0 をサポート
デベロッパーは Ruby 4.0 をマネージドランタイムとコンテナベースイメージの両方として使用できます。
Ruby 4.0 は最新の長期サポート (LTS) リリースで、2029年3月までセキュリティアップデートとバグ修正が提供されます。
Ruby 4.0 向け Lambda Runtime では、最新の Ruby 言語機能にアクセスできるだけでなく、JSON 形式の構造化ログ、設定可能なログ記録レベル、ターゲットの Amazon CloudWatch ロググループを設定する機能が利用できます。
Amazon Bedrock AgentCore の最適化機能をプレビュー版として提供開始
レコメンデーションと、パフォーマンスを検証する 2 つの方法 (バッチ評価と A/B テスト) の3つが提供されています。
・レコメンデーション機能
AgentCore によって生成された本番環境のトレースと評価出力を分析して、特定のワークロードに合わせて最適化されたシステムプロンプトとツール記述を作成できる
・バッチ評価
事前に定義されたテストケースに対してレコメンデーションを検証します。
・A/B テスト
事前定義されたテストセットや実際の本番トラフィックに使って、制御された A/B テストを行い、そのレコメンデーションをさらに検証します。
Amazon Bedrock AgentCore Identity で On-Behalf-Of (OBO) トークン交換をサポート
デベロッパーは、認証されたユーザーに代わって保護されたリソースに安全にアクセスするエージェントを構築できます。
仕組み
OBOトークン交換は OAuth の仕組みで自動的に実行されます。
1)エージェントが下流サービス用トークンを要求
2)AgentCore Identity が入ってきたユーザートークン(inbound token)とクライアント認証情報を使ってIdP(認証サーバー)にリクエスト
3)IdPが認可判断(スコープや委任可否)
4)新しいアクセストークンを返却
Amazon ECS Managed Instances で NVIDIA GPU メトリクスをサポート
Amazon CloudWatch Container InsightsからAmazon ECS マネージドインスタンスのGPU の容量、使用率、メモリ、ハードウェアの状態、温度状態を監視できるようになりました。
Amazon EKS が CloudShell を介したワンクリッククラスターアクセスに対応
Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) では、AWS CloudShell を使用して、AWS マネジメントコンソールからワンクリックでクラスターに直接アクセスできるようになりました。
これにより、kubectl、AWS CLI、kubeconfig のファイルをローカルにインストールして設定する必要がなくなりました。
Amazon RDS for SQL Server が追加ストレージボリュームでのクロスアカウントスナップショット共有に対応
追加のストレージボリュームを使用したデータベースインスタンスのクロスアカウントスナップショット共有をサポートするようになりました。
追加ストレージは、64 TiB のストレージボリュームを最大 3 つまで、プライマリーと64TiBと合わせると256 TiBまで最大拡張可能です。
追加のストレージボリュームもデータベーススナップショットを、AWS アカウントをまたいで作成、共有、コピーできます。
Amazon EKS が Elastic Fabric Adapter 向けに Kubernetes Dynamic Resource Allocation をサポート
Elastic Fabric Adapter (EFA) の動的リソース割り当て (DRA) をサポートするようになりました。AI/MLやHPC向けの高性能・低レイテンシ通信が実現できます。
2つの方式の違い
EFA DRAドライバ(推奨)
Kubernetes 1.34以降で利用
GPU/Neuronとトポロジーを意識した最適配置
複数PodでEFA共有可能
より高度なリソース管理
EFA device plugin
すべてのKubernetesバージョンで利用可
1 Pod = 1 EFA(専有)
KarpenterやEKS Auto Modeで使用可能
Amazon Bedrock AgentCore における AWS for SAP MCP Server の一般提供開始
MCPとSAP の Open Data Protocol (OData) 標準に基づいて構築されていて、SAP ERP のビジネスデータを活用することで、AI エージェントが販売注文、購買発注、資材、財務のドキュメントといった SAP ビジネスオブジェクトを作成、読み取り、更新、削除できます。
MCPサーバーは、フルマネージド型の Amazon Bedrock AgentCore Runtime にデプロイされ、セッション分離、プライベート接続、および OAuth 2.0 をサポートする AgentCore Identity による 2 層認証を処理します。
Amazon CloudFront が VPC Origins の WebSocket サポートを発表
プライベートサブネット内のALBやEC2に対して、CloudFront経由でWebSocket通信を直接流せるようになります。
WebSocket接続はHTTP/1.1をサポートしており、追加のWebSocketトラフィック料金は発生しません。
Amazon CloudWatch RUM の Web アプリケーション向け Session Replay 機能
Session Replay 機能とは
ユーザーのブラウザ操作をキャプチャし、CloudWatch RUMコンソール上で後から再生できます。
エラーが発生したセッションの前後を視覚的に確認できるため、バグの再現手順をユーザーに尋ねる手間が省けます。
誰も報告しなくてもコンバージョンやエンゲージメントに暗黙的に影響する可能性のあるユーザーエクスペリエンスの問題 (レンダリングに失敗するフォームや壊れたナビゲーションフローなど) をデベロッパーが特定する上で役立ちます。
機能はオプトインで追加料金なしで利用可能です。
Amazon Quick で Google Workspace、Zoom、Airtable などとの統合を拡大
Gmail、Google スプレッドシート、Google ドキュメント、Google カレンダー、Google Drive、Google スライド、Google Meet、Google アナリティクス、Zoom、QuickBooks、Airtable、Dropbox、Microsoft Teams に対応した 13 個の組み込みアクションコネクタが追加されました。
統合の中でも「アクションコネクタ」は、単に情報を取得するだけでなく、外部サービスでアクションを実行する能力を AI エージェントとオートメーションに提供します。
AWS が Amazon Connect Decisions を発表
Amazon Connect Decisionsとは
サプライチェーンチームが場当たり的な対応から脱却し、先回りしたオペレーションへ移行できるよう支援する、エージェンティック AI の計画およびインテリジェンスソリューション
・従来のAI導入は「業務をAIに合わせて作り変える必要」があり導入が難しかった
・Amazonは自社の大規模オペレーション(サプライチェーン・採用・顧客対応など)で培ったノウハウをAI化
・AIをツールではなく「チームメイト」として使う設計思想を採用
サービスの特長
・需要予測・在庫計画・異常検知をAIが自動化
・複雑なデータ分析や調整をAIが実施し、人は意思決定に集中
・従来数週間かかる作業を数分に短縮




