こんにちは、NetAppのSales Specialistの小寺です。
今日はBlueXPからNetApp Consoleへと名称変更した管理ツールからAmazon FSx for NetApp ONTAPへ接続する方法をお伝えします。
NetApp Consoleとは
オンプレミスとクラウド(AWS、Azureなど)にまたがるONTAPを単一のWeb UIから一元管理でき、ストレージのプロビジョニング、データ保護(バックアップ/DR)、アクセス管理、セキュリティ強化、容量監視、パフォーマンス分析、ONTAPアップグレードの自動化、持続可能性の監視など、ストレージ運用のライフサイクル全体を簡素化・自動化できます。
AWSでもSystem Manager使えますか?とご質問いただくことが多いのですが、「NetApp Console」経由であればSystem ManagerでONTAP 9.10.1 以降のリソースが管理できます。
エージェント設定
コンソール エージェントを使用して、 NetApp Consoleとクラウドのストレージ環境に接続します。
(1) 「エージェントの導入」から「AWS」を選びます。
(2) IAMポリシーの設定とNetApp Consoleとのロールを引き受けるよう設定を行います。

(3) 内容を確認して「続行」をクリックします。
(4) AWSクレデンシャルページでリージョンを指定します。
(5) ロケーションの選択で「AWS」を選び、クレデンシャルを関連付ける方法は「Console」を選びます。
(6) クレデンシャルの定義で先ほど作ったIAMのロールARNを指定します。
(7)確認画面で「Add」をクリックします。
(8) 先ほど作成したクレデンシャルを指定して「次へ」をクリックします。
(9) エージェントインスタント名を入力します。
(10) ネットワーク設定を確認して、「次へ」をクリックします。

(11) セキュリティグループの設定を行います。
(12) 確認画面で確認後、リソース作成が行われます。
FSx for ONTAPと連携する
(1) NetApp Consoleのホーム画面から「ストレージ」を選びます。

(2) ダッシュボードを確認します。クレデンシャルを登録していないので、既存のリソースにはアクセスできないメッセージが表示されます。
(5) クレデンシャルを関連付ける方法には、「FSx for ONTAP」を選びます。

(7) ロールが追加されました。
(8)再度、ストレージの「管理」メニューから確認すると、「検出可能システム」欄に作成済みのFSx for ONTAPが表示されました。

(9) 「検出」クリック後、表示されたリソースを選択し、「Discover」をクリックします。
(10) システム欄にも表示されるようになりました。
(11) FSx for ONTAPにカーソルを合わせてみます。デフォルトでは、サービス部分は無効化されているようですね。
「Systemの入力」という謎のボタンをクリックすると、FSx for ONTAPの詳細情報が表示されました!
次回は、NetApp Consoleからの操作方法についてご紹介できればと思います!




















