週刊AWS – 2026/1/19週
週刊生成AI with AWS – 2026/1/19週
Amazon EVS が VCF と VMware ESX のソフトウェアバージョン選択をサポート
Amazon Elastic VMware Service(Amazon EVS)は、環境およびホスト作成時に VMware Cloud Foundation(VCF)と ESXi(ESX)ソフトウェアのサポート対象バージョン組み合わせを指定できる機能を新たにサポートしました。
・CreateEnvironment API:新規環境作成時に VCF バージョンを指定可能
・CreateEnvironmentHost API:既存環境へのホスト追加時に ESX バージョンを選択可能
・GetVersions API:サポートされている VCF/ESX の組み合わせを確認可能
・VCF 5.2.2 を用いた新規環境デプロイを新たにサポート
Amazon RDS ブルー/グリーンデプロイがダウンタイムを 5 秒未満に短縮
Amazon Relational Database Service(Amazon RDS)は、Blue/Green デプロイメントの切り替え時間を大幅に短縮し、単一リージョン構成におけるプライマリデータベース(ライターノード)のダウンタイムを通常 5 秒以下に改善しました。
ダウンタイムの目安
・DB エンドポイントへ直接接続するアプリケーション:通常 5 秒以下
・AWS Advanced JDBC Driver 利用時:DNS 伝播遅延が不要となり 通常 2 秒以下
本機能は、メジャーバージョンアップグレード、メンテナンス更新、インスタンススケーリングなど、本番データベースへの変更展開に利用できます。
Amazon QuickSight が SPICE データセットの拡張サイズ、高速取り込み、豊富なデータ型サポートを開始
Amazon QuickSight の SPICE エンジンは、高度な分析および AI 駆動型ワークロードへの対応を強化するため、大幅に機能拡張されました。
主な改善点は以下の通りです。
・データセット容量の拡張
新しいデータ準備機能により、1 データセットあたり最大 2TB まで取り込み可能となり、従来の 1TB 制限から倍増しました。
・高速なデータ取り込みと更新
データロードおよび更新処理が最適化され、より高速にデータを取り込めるようになり、インサイト獲得までの時間が短縮されました。
・データ型サポートの拡充
文字列の最大長が 2KB → 64KB(Unicode) に拡大
タイムスタンプの対応範囲が 西暦1400年 → 西暦0001年 まで拡張
SageMaker Unified Studio がクロスリージョンおよび IAM ロールベースのサブスクリプションのサポートを追加
Amazon SageMaker Unified Studio は、クロスリージョンサブスクリプションをサポートし、データアクセスとガバナンス機能を強化しました。
この機能により、プロジェクトとは異なる AWS リージョンで公開されている AWS Glue テーブル/ビュー や Amazon Redshift テーブル/ビュー を、データを複製することなく 利用できるようになります。これにより、リージョンを跨いだデータ活用が容易になり、データサイロの解消や組織全体でのコラボレーション促進が可能になります。
Amazon RDS for SQL Server が差分およびトランザクションログ復元サポートを強化
Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) for SQL Server は、マルチ AZ で構成されたインスタンスおよび同一リージョン内の読み取りレプリカを持つインスタンスに対して、差分バックアップおよびトランザクション ログの復元をサポートするようになりました。
今までは、SQL Server の差分およびトランザクション ログ復元を行うには、インスタンスをシングル AZ モードに変換するため、マルチ AZ および読み取りレプリカを削除し、データベースを復元した後、マルチ AZ および読み取りレプリカを再構成する必要あり。
IAMがアクセス拒否エラーメッセージに追加のポリシー詳細を導入
AWSは、同一アカウントおよび同一組織シナリオにおけるアクセス拒否エラーメッセージに、IAMおよびAWS OrganizationsポリシーのAmazon Resource Name(ARN)が含まれるようになりました。
明示的な拒否ケースにおいて対応すべきポリシーを直接確認できるため、同一タイプのポリシーが複数存在する場合のトラブルシューティングをはやく行うことができます。
AWS Clean Rooms が SQL でのジョインおよびパーティションヒントのサポートを追加
AWS Clean Rooms で SQL クエリに join と partition hints 機能が追加されました。これまで大きなテーブル結合時の処理が非効率だった問題が解決され、broadcast join hint でクエリパフォーマンスが向上し、コストも削減できます。
事前承認済みの分析テンプレートやアドホックSQLクエリにおいて、コメント形式の構文を使用したSQLヒントをクエリに適用できるようになります。
Microsoft Office、Visio、Project 2024 アプリが Amazon WorkSpaces で利用可能に
Amazon WorkSpaces Personal と Core で Microsoft Office LTSC Professional Plus 2024 や Visio 2024、Project 2024 といった最新の Microsoft 製品群が利用可能になりました。
既存の WorkSpaces バンドルを変更することなく、管理されたアプリケーションカタログから必要なアプリケーションを選択して追加できます。
Amazon Bedrock AgentCore Browser がカスタムブラウザ拡張機能をサポート
Amazon Bedrock AgentCore Browser で Chrome 拡張機能が利用できるようになりました。これまで標準的なブラウザ自動化では対応が困難だった複雑なワークフローを、カスタム拡張機能を使って自動化できます。
主な機能
・カスタム拡張機能の統合
Chrome互換の拡張機能をZIPファイルとしてAmazon S3に保存し、ブラウザセッション作成時に自動的にインストールできます。
・高度な自動化
カスタム認証フロー、Webスクレイピング、自動テスト、およびブラウザのパフォーマンス最適化(広告ブロックなど)が可能になります。
・安全なブラウザ環境
AgentCore Browserが提供する安全で分離されたコンテナ環境下で、サードパーティのツールやカスタムスクリプトを操作できます。
AWS Config が 13 の新しいマネージドルールを追加
AWS Config で新たに 13 個の管理ルールが追加されました。AWS Config は AWS リソースの設定変更を監視・記録するサービスで、今回のアップデートにより Amazon Cognito や EBS スナップショット、CloudFormation スタックなどのセキュリティチェックが自動化できます。
New Rule
AURORA_GLOBAL_DATABASE_ENCRYPTION_AT_REST
CLOUDFORMATION_STACK_SERVICE_ROLE_CHECK
CLOUDFORMATION_TERMINATION_PROTECTION_CHECK
CLOUDFRONT_DISTRIBUTION_KEY_GROUP_ENABLED
COGNITO_USER_POOL_DELETE_PROTECTION_ENABLED
COGNITO_USER_POOL_MFA_ENABLED
COGNITO_USERPOOL_CUST_AUTH_THREAT_FULL_CHECK
EBS_SNAPSHOT_BLOCK_PUBLIC_ACCESS
ECS_CAPACITY_PROVIDER_TERMINATION_CHECK
ECS_TASK_DEFINITION_EFS_ENCRYPTION_ENABLED
ECS_TASK_DEFINITION_LINUX_USER_NON_ROOT
ECS_TASK_DEFINITION_WINDOWS_USER_NON_ADMIN
SES_SENDING_TLS_REQUIRED
Amazon Connect がステップバイステップガイドに条件付きロジックとリアルタイム更新を追加
Amazon Connect の Step-by-Step Guides に条件付きロジックとリアルタイム更新機能が追加されました。これにより、マネージャーはユーザーの入力に応じてドロップダウンメニューの表示切り替えや必須フィールドの調整など、より柔軟なガイド体験を作成できるようになります。
step-bystep Guides
ステップバイステップガイドは、エージェントが顧客の課題を特定するためのガイダンス提供機能です。
ガイドはConnectのフローの中で表示・制御される UI です。
Amazon RDS for Oracle が Oracle マルチテナント構成でのレプリカをサポート開始
Amazon RDS for Oracle で Oracle multi-tenant configuration でのレプリカサポートが開始されました。従来はこの構成でレプリカを作成できませんでしたが、これにより複数のプラガブルデータベースを統合管理しながら読み取り負荷を分散できるようになりました。
Oracle マルチテナント構成
単一のコンテナデータベース内に複数の分離されたプラグイン可能なデータベースをホストできるため、統合によるコスト削減と管理の簡素化が実現します。
Amazon RDS for OracleはOracle Data Guardを使用してプライマリとレプリカのデータベースインスタンス間で非同期物理レプリケーションを管理できます。
EC2 Auto Scaling がグループ削除保護の新しいメカニズムを導入
EC2 Auto Scaling で削除保護機能が強化されました。新しいポリシー条件キー autoscaling:ForceDelete により、IAM ポリシーでインスタンスが稼働中の Auto Scaling グループの誤削除を防ぐことができます。
さらにグループレベルでの削除保護設定も可能になり、重要なワークロードを誤削除から守れます。
ワークロードの重要度に基づいて強化された制御を設定でき、複数の保護レベルを利用して誤削除から保護できます。
Amazon Route 53 Domains が .ai およびその他のトップレベルドメインのサポートを追加
Amazon Route 53 Domains で .ai や .shop など 10 個の新しいドメインが登録できるようになりました。AI 企業なら .ai ドメイン、オンラインショップなら .shop ドメインなど、業界や用途に特化したドメインを選択できます。
対象の10のドメイン
.ai、.nz、.shop、.bot、.moi、.spot、.free、.deal、.now、.hot
AWS Security Agent が GitHub Enterprise Cloud をサポート開始
AWS Security Agent が GitHub Enterprise Cloud に対応し、プライベートリポジトリでも AI によるセキュリティ分析が可能になりました。
必要な権限を持つAWS Security Agent GitHubアプリをインストールすることで、GitHub Enterprise組織をAWS Security Agentに接続できます
自動化されたコードレビュー
AWS Security Agentは新規プルリクエストに対して包括的なセキュリティレビューを実行し、コードがマージされる前に脆弱性や内部セキュリティ要件への準拠状況を特定します。
ペネトレーションテストの統合
ペネトレーションテスト活動中にGitHub Enterpriseのコードリポジトリを活用し、エージェントがコードベースを分析して潜在的なセキュリティ弱点や攻撃ベクトルを検出します。
自動化されたコード修正
ペネトレーションテストでセキュリティ問題が特定された場合、お客様はAWS Security Agentに推奨修正を含むプルリクエストを自動送信させることができ、修正ワークフローを加速できます。
Amazon SageMaker HyperPod がライフサイクルスクリプトデバッグ機能を強化
Amazon SageMaker HyperPod でライフサイクルスクリプトのデバッグ機能が強化され、AI/ML クラスター作成時のエラー原因特定が従来より簡単になりました。
このメッセージには、ライフサイクルスクリプトの実行ログを確認できる特定のCloudWatchロググループ名とログストリーム名が含まれます。
コンソールには「ライフサイクルスクリプトのログを表示」ボタンも追加され、関連するCloudWatchログストリームに直接移動して、ログを簡単に確認できます。
ライフサイクルスクリプト
クラスターリソースのセットアップ方法を スクリプトへ書くことにより、SageMaker HyperPod に指示できます。
Amazon EC2 G7e インスタンスが一般提供開始
・高性能GPU: NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Server Editionを搭載。最大8個のGPUを搭載可能。
・高速な推論能力: FP8精度で中規模モデル(約70Bパラメータ)を高速実行可能。
・大容量メモリ: 合計最大768 GBのGPUメモリを搭載。
・強力なコンピューティング: Intel Emerald Rapidsプロセッサを採用し、最大192 vCPU、最大2,048 GiBのシステムメモリ、最大15.2 TBのローカルNVMe SSDをサポート。
・高帯域ネットワーク: 最大1,600 Gbpsのネットワーク帯域幅。
・用途: 生成AIモデルの推論、3Dシミュレーション、ビデオのレンダリング、空間コンピューティング。

対象リージョン
・米国東部 (バージニア北部)
・米国東部 (オハイオ)