週刊AWS – 2026/4/13週
週刊生成AI with AWS – 2026/4/13週
AWS が AWS Interconnect – last mile の一般提供開始
従来は複雑なネットワーク設定が必要だったオフィスやデータセンターからの AWS 接続が、AWS Console から数クリックで完了できます。
AWS Interconnect – multicloud の一般提供開始を発表
2026年4月時点ではGoogle Cloud が最初のローンチパートナーとして接続可能であり、Microsoft Azure は2026年後半に対応予定です。
Direct Connectから「AWS Interconnect」を選び「マルチクラウド相互認証を作成」で作成開始。

Amazon Quick が Google Drive ナレッジベースのドキュメントレベルアクセス制御をサポート
今までは、 Google Drive の元々のファイル権限を維持したままコンテンツをインデックス化ができませんでした。
今回のアップデートで組織の既存権限設定を活かしながら検索機能を利用できます。
認証方式(2種類)
Amazon Quick は、Google Drive への接続において以下の 2 つの認証方式をサポートしています。
①ユーザー管理セットアップ
・Google Drive に直接サインインして接続を認可
・簡単に開始できる
・個人利用や検証用途に適している
②管理者管理セットアップ
・Google Workspace 管理者が ドメイン全体の委任(Domain-wide delegation) を有効にしたサービスアカウントを作成
・ドキュメント単位のアクセス制御(ACL)を自動同期できる
・クエリ時にユーザー権限を検証し、閲覧権限のあるドキュメントのみを参照した回答を生成
・エンタープライズ利用に最適
接続後、Amazon Quick が Google Drive 内のファイル・フォルダをナレッジベースとしてインデックス化
Amazon Quick エージェントがこれらのデータを検索し、Drive 上の情報に基づいた回答を返す。
Amazon Redshift が Top-K クエリの主要なパフォーマンス最適化を導入
top-k クエリ (ORDER BY 句と LIMIT 句を含むクエリ) の処理がさらに最適化され、無関係なデータブロックをインテリジェントにスキップし、効率的にクエリを実行できます。
patchリリース199以降無料で全リージョンで利用可能。
Amazon OpenSearch Serverless がストレージ最適化のための派生ソース (Derived Source) をサポート開始
OpenSearch Service コレクションに必要なストレージ容量の削減に役立つ新機能である派生ソース (Derived Source) のサポートを開始しました。
「派生ソース」が有効になっている場合、OpenSearch Serverlessは_sourceフィールドの保存をスキップし、代わりに検索、get、mget、reindex、またはupdate操作の際など、必要に応じて動的に再構築します。「派生ソース」設定を使用することで、ストレージ使用量を最大50%削減できます。
PUT my-index1
{
"settings": {
"index": {
"derived_source": {
"enabled": true
}
}
}
}
Amazon EC2 C8gn、M8gn、R8gn インスタンスで Amazon EBS 最適化パフォーマンスの向上をサポート
Amazon EBS 最適化インスタンス
最適化された構成スタックを採用し、Amazon EBS の I/O 用に追加の専用帯域幅を提供します。
この最適化により、Amazon EBS の I/O とインスタンスからのその他のトラフィックとの競合を最小限に抑え、EBS ボリュームのパフォーマンスを最大限に引き出します。
48xlarge サイズと metal-48xl サイズは
・変更前
60 Gbps・240,000 IOPS
・アップデート後
120 Gbps・480,000 IOPS
データ分析や高性能ファイルシステムなどのストレージ集約型ワークロードが格段に高速化されます。
利用料金は変更がありません。
AWS Secrets Manager が量子脅威からシークレットを保護するハイブリッド耐量子 TLS をサポート開始
AWS Secrets Managerがハイブリッドポスト量子鍵交換に対応しました。
アプリケーションは従来のキー交換とポスト量子暗号を組み合わせた TLS 接続を介してシークレットを取得できるため、従来の暗号攻撃からの保護だけでなく、HNDL 攻撃 (Harvest Now, Decrypt Later) として知られる将来の量子コンピューティングの脅威に対する保護にも役立ちます。
HNDL 攻撃
現在の技術では解読できない暗号化データを収集しておき、将来的に量子コンピュータを使って解読を試みようとするサイバー攻撃
AWS Transform が Kiro と VS Code で利用可能に
今回のアップデートで、開発者が普段使っている IDE から直接 AWS Transform custom のカスタム変換を実行できます。
Java、Python、Node.js のバージョンアップグレード、AWS SDK の移行 (boto2 から boto3、Java SDK v1 から v2、JS SDK v2 から v3) などの一般的なパターンに対応する AWS マネージド変換から選択することも、独自の変換を定義することもできます。
利用リージョン
・バージニア北部
・フランクフルト
Amazon Quick がデータ探索のためのシートツールチップを導入
データポイントにマウスを合わせると、専用のツールチップシートが表示され、グラフや KPI、テキストなどの詳細情報を確認できます。
Amazon Quick が同一ブラウザ内でのマルチアカウントサインインをサポート
Amazon Quick で同一ブラウザ内で最大 5 つのアカウントに同時サインインできる機能が追加されました。
これまでは複数のアカウントを使い分ける際にブラウザを分けたりログアウト・ログインを繰り返す必要がありましたが、効率的に利用できます。
Claude Opus 4.7 が Amazon Bedrock で利用可能になりました
Anthropic 社の最新 AI モデル Claude Opus 4.7 が利用可能になりました。
Amazon EC2 C8in および C8ib インスタンスの紹介
第6世代カスタムIntel Xeon Scalableプロセッサを搭載した新しいEC2インスタンス C8in および C8ib の一般提供(GA)を開始しました。
これらはAWS専用設計のプロセッサと、最新の第6世代AWS Nitroカードを採用しており、従来の C6in インスタンスと比べて 最大43%の性能向上 を実現しています。
両インスタンスは 最大384 vCPU までスケールする大規模サイズに対応しています。
Amazon Managed Grafana が Grafana 12.4 ワークスペースの作成をサポート開始
Grafana バージョン 12.4 を使用した新規ワークスペースの作成が可能になりました。本リリースには、オープンソース版 Grafana 11.0 〜 12.4 で提供された多数の新機能が含まれています。
・Drilldown アプリ
クエリを書かずに、Prometheus メトリクス、Loki ログ、Tempo トレース、Pyroscope プロファイルをクリック操作で探索可能。
・Scenes ベースのダッシュボード
新しいレンダリングエンジンにより、ダッシュボードのパフォーマンスが向上。
・変換処理での変数利用、可視化の強化、データ探索機能の拡充
トレンドライン変換、ナビゲーション用ブックマークなどを追加。
・テーブルビジュアライゼーションの刷新
CSSによるセルスタイリング、インタラクティブなアクションボタン対応で性能と操作性を改善。
・Amazon CloudWatch プラグインの機能強化
CloudWatch Logs で PPL / SQL クエリ対応、クロスアカウント Metrics Insights、ログ異常検知 をサポート。
Amazon SageMaker HyperPod が柔軟なインスタンスグループをサポート
Amazon SageMaker HyperPod で柔軟なインスタンスグループ (flexible instance groups) がサポートされました。
Flexible Instance Group(柔軟なインスタンスグループ)
1つのインスタンスグループ内で複数のインスタンスタイプを指定できる仕組みです。
特にオートスケーリングを利用する推論ワークロードにおいて、管理するインスタンスグループ数を減らし、クラスター管理を簡素化できます。
Flexible Instance Group の動作
HyperPod は以下の優先順位で動作します。
・指定したインスタンスタイプリストの先頭 からプロビジョニングを試行
・キャパシティ不足時は 次のインスタンスタイプに自動フォールバック
・スケールダウン時は 優先度の低いインスタンスタイプから先に終了
NVIDIA Nemotron-3-Super-120B、Qwen3.5-9B、および Qwen3.5-27B モデルが Amazon SageMaker JumpStart で利用可能に
これらのモデルは、エージェント型推論、多言語コーディング、高度な指示実行などの専門機能を備え、スケーラブルで高性能なAIソリューションをAWS上に容易に展開できます。
Nemotron‑3‑Super‑120B
協調型エージェントやITチケット自動化などの大規模ワークロード向けに最適化。Mamba‑2とMoEを組み合わせたLatentMoEアーキテクチャにより、マルチエージェント、推論、対話性能に優れ、ソフトウェア開発やサイバーセキュリティ用途に適します。
Qwen 3.5‑9B
多言語コーディングや指示実行、長期計画に強く、開発ワークフロー自動化や複雑なオフィスタスク向け。コンパクト設計で、限られたリソース環境でも高効率に動作します。
Qwen 3.5‑27B
より深い文脈理解と高度な推論・空間理解を提供し、マルチモーダル推論や大規模文書処理に最適です。
SageMaker JumpStart が基盤モデル向けの最適化されたデプロイメントを提供開始
ユースケースやパフォーマンス要件に合わせて事前設定済みの構成を選択し、基盤モデルを簡単かつ効率的にデプロイできるようになります。
・ユースケース別・最適化目標別に構成を選択可能
生成ライティングやチャットなどのユースケースに対し、コスト最適化 / スループット最適化 / レイテンシー最適化 / バランス型 から選択可能。
・事前設定済み構成でのデプロイ
SageMaker AI Managed Inference エンドポイント、または SageMaker HyperPod クラスターにデプロイされ、構成の試行錯誤が不要。
・幅広いモデル対応
Meta、Microsoft、Mistral AI、Qwen、Google、TII など 30以上の人気モデルをサポート。
対象には、Llama 3.1 / 3.2、Phi‑3、Mistral‑Small‑24B、Qwen 2 / 3(Qwen2‑VL含む)、Gemma、Falcon3 などが含まれます。
AWS Deadline Cloud がレンダージョブ向け AI 搭載トラブルシューティングアシスタントを発表
AWS Deadline Cloud に AI 搭載のトラブルシューティングアシスタントが登場しました。映像制作やゲーム開発で使われるレンダージョブの失敗を自動で分析し、解決策を提案します。
AWS Deadline Cloud
AWS Deadline Cloud を利用すると、DCC パイプラインやワークステーションから直接、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンス上でレンダリングプロジェクトやジョブを作成および管理できます。レンダーファーム、キューのコレクション、フリートを作成できます。






