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AWSアップデートまとめ(2025/5/26週)

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週刊AWS(2025/5/26)

Amazon RDS for MySQL が Extended Support マイナーバージョン 5.7.44-RDS.20250508 を発表

MySQL の延長サポートオプションが追加になりました。

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引用

延長サポートとは

・RDS の標準サポート終了日が過ぎて、延長サポート料金を支払った上で、継続して利用ができる

サポート料金は延長3年目に2倍になる
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※ RDS for MySQL 東京リージョンの場合
正式な料金はこちら

・エンジンの修正と CVE パッチを含む新しいマイナーバージョンをリリースする。

Amazon Aurora DSQLが一般利用可能に

Amazon Aurora DSQL簡単に振り返り

・常時利用可能なアプリケーション向けの最高速のサーバーレス分散 SQL データベース
・無制限にスケール
・書き込みも分散処理される設計
・高可用性を担保
・楽観的排他制御を採用

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引用

AWS Backup が Amazon Aurora DSQL のサポートを開始

Amazon Aurora DSQLのGAに伴い、AWS Backupと統合されています。

ウォームストレージ - バックアップボールト コールドストレージ - バックアップボールト ウォームストレージ - 論理エアギャップボールト コールドストレージ - 論理エアギャップボールト
毎月$0.12/GB 毎月 USD 0.036 / GB 毎月 USD 0.138 / GB 毎月 USD 0.0414 / GB

AWS Neuron が NxD 推論の 一般提供開始、新機能、および改良されたツールを発表

AWS Neuron の最新バージョン 2.23 がリリースされ、推論、トレーニング機能、開発者ツールにわたる多くの改善が発表されました。

AWS Neuronとは

AWS InferentiaとAWS Trainiumを搭載したAmazon EC2インスタンスとUltraServer(Inf1、Inf2、Trn1、Trn2、Trn2 UltraServer)上でディープラーニングとジェネレーティブAIのワークロードを実行するためのソフトウェア開発キット(SDK)

Cost Optimization Hub で Savings Plans と予約の設定をサポート

Savings Plans やRIに関する設定をカスタマイズできるようになりました。

Cost Optimization Hubとは

「コスト管理を統合」できます。 AWS Cost Explorer や AWS Compute Optimizer を含む AWS クラウド財務管理 (CFM) サービス全体の推奨事項を一括管理します。

コスト最適化Hubから有効化できます
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従来、例えば1年RIを毎月買うのが組織のポリシーで、他のオプションは不要だったけど、推奨事項としてレコメンドされてきていた。

アップデートにより、「期間」、「購入方法」をデフォルトとして設定できるようになった。
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引用

AWS Network Firewall が複数の VPC エンドポイントをサポート

1つのアベイラビリティゾーンあたり最大 50 個の VPC エンドポイントを関連付けることができるようになりました。

AWS Netwok Firewallとは

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引用

・マネージド型のファイアウォール
・Virtual Private Cloud (VPC)のネットワークトラフィックを監視、制御、フィルタリング
・VPC内のトラフィックを保護したり、外部からの不正なアクセスをブロック

Amazon FSx for NetApp ONTAP が ONTAP FlexCache ボリュームのライトバックモードをサポート

FlexCacheイメージ
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FlexCacheライトバック

・書き込みがキャッシュの安定したストレージにコミットされ、データが元のストレージに到達するのを待たずにクライアントへ確認応答が返される
・データは非同期的に元のデータにフラッシュされる
・特定のワークロードや環境に対してローカルに近い速度で書き込みができる

Amazon OpenSearch Service が スクリプトプラグイン をサポート

検索やインデックス作成時のスコアリング、ソート、フィールド値の変換などの操作のために、新しいスクリプト言語やカスタムスクリプト機能を OpenSearch に追加できます。

他サポートされているプラグイン拡張機能

・AnalysisPlugin
・SearchPlugin
・MapperPlugin

また、OpenSearch Service コンソールまたはカスタムパッケージの既存の API コマンドを使用して、プラグインをアップロードし、Amazon OpenSearch Service クラスターに関連付けることができます。

AWS DataSync がクラウド間のデータ転送を簡素化し高速化

他のクラウドプロバイダーのストレージと Amazon S3 の間で、直接データを転送できるようになりました。

**対象の他社クラウド例
・Google Cloud Storage
・Microsoft Azure Blob Storage
・Oracle Cloud Object Storage

** アップデート内容
・Data Syncエージェント導入が不要
・DataSync Enhanced mode を使用することで、データの準備、転送、検証を並列処理し、より高速な転送速度

以前からエージェント導入によるマルチクラウド間データ転送は可能。今回はエージェントレスになって、事実上無制限のオブジェクト数に対応

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引用

Mountpoint for Amazon S3 で fstab を使用した S3 バケットの自動マウントが可能に

EC2 インスタンスの起動時に S3 バケットを自動的にマウントができるようになりました。

Linux システムの標準的な設定ファイルである fstab に Mountpoint の設定を追加することで、自動マウントが可能です。

Mountpoint for Amazon S3とは

・Linux OS専用
・最大 5 TB のサイズのファイルを読み取りができる
・既存のファイルを一覧表示
・新規ファイル作成
・既存のファイルを変更したり、ディレクトリ削除はできない

AWS Pricing Calculatorが一般提供を開始し、割引と購入コミットメントに対応

AWS Pricing Calculator が、AWSコンソールでGAになりました。

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2種類の見積ができます。
・ワークロード見積
特定のワークロード、アプリケーション、リソース、またはアーキテクチャ変更のコスト
・AWS請求全体
新しく利用するこすや既存のRI/SPに対する変更を適用した場合のコスト(現状からの差分)

使い方は、
・過去の使用状況をインポートできる
・新規に利用する分を設定してコストを見積できる

Amazon Redshift の RA3 プロビジョニングクラスターでクラスター再配置がデフォルトで有効に

AZレベルで障害発生時の保護が強化されています。

クラスターの再配置機能

・リソースの制約によってクラスターの運用に支障が出た場合に、クラスターを別のアベイラビリティゾーン (AZ) に移動できる機能
・移動後も同じエンドポイントを維持

AWS 向け Red Hat Enterprise Linux の提供開始を発表

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・RHEL for AWSは、AWS固有のパフォーマンスプロファイルで事前に調整
・Elastic Network Adaptor(ENA)を使用してネットワークパフォーマンスが確保できる
→Amazon EC2環境に特化した性能の最適化が行われている

Amazon MWAA でタスク実行を中断せずに環境を更新できるように

Amazon Managed Workflows for Apache Airflow (MWAA) において、実行中のタスクを中断せずに環境をアップデートできる機能が追加。
・Apache Airflow バージョン 2.4.3 以降でサポート
・オプションを選択することで、段階的なアップデートプロセスが実現

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引用

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