週刊AWS – 2025/12/15週
週刊生成AI with AWS – 2025/12/15週
AWS Billing and Cost Management でダッシュボードの PDF エクスポートと CSV データダウンロードをサポート開始
AWS Billing and Cost Management のダッシュボードで、PDF エクスポートと CSV データダウンロード機能が利用可能になりました。
請求とコスト管理から「ダッシュボード」にて。データを作成しておく必要がある。
ダッシュボード画面からは「PDFをエクスポート」でダウンロード可能。

個別のウィジェットで、CSVとPDFの両方のエクスポートが可能。

ユーザー属性を使用したコスト配分の発表
ユーザー属性を使った新しいコスト配分機能を発表しました。
これまで部署やプロジェクトごとの AWS 利用コストを把握するのは困難でしたが、今回の機能により Amazon Q Business、Amazon Q Developer、Amazon QuickSightなどのAWSアプリケーションのユーザーごとの月額サブスクリプション料金およびオンデマンド料金を、各内部事業部門に配分することが可能になります。
前提条件として、IAM Identity Centerに、従業員ユーザーの属性をインポートしておく必要あり。
属性をインポート後、AWS Billing and Cost Managementコンソールから1つ以上の属性をコスト配分タグとして有効化できる。
Amazon Connect が評価フォームで複数選択と日付の質問をサポート
Amazon Connect の評価フォームで複数選択と日付の質問タイプが新たに利用できるようになりました。
これまでは単一選択のみでしたが、営業会話で顧客が興味を示した複数の商品を選択できたり、ローン申請日や承認日といった具体的な日付を記録できるようになります。
Amazon Connectの評価フォームとは?
「エージェント評価フォーム」は、コンタクトセンターで通話やチャット対応を行ったエージェント(オペレーター)のパフォーマンスを評価するための仕組みです。顧客対応の品質を測定するためのフォーム。
Amazon Quick Suite でチャットエージェントのメモリ機能をサポート開始
Amazon Quick Suite のチャットエージェントにメモリ機能が追加されました。この機能により、過去の会話内容や設定した好みを記憶し、パーソナライズされた応答が可能になります。
ユーザーがチャットで指定した設定を覚えておいてくれるのはメリットありますね。
そのユーザーに合わせた応答を生成します。
また、プライベートモードでのチャット開始を選択すれば、会話内容が記憶の推測に利用されません。
カーボンフットプリントデータの公開時間を 21 日以内に短縮
AWS のカーボンフットプリントデータの公開が大幅に高速化されました。
従来は最大 3 か月かかっていたデータ公開が、21 日以内に短縮されています。
Customer Carbon Footprint Tool (CCFT) とは
Customer Carbon Footprint Tool (CCFT) を使用して、 AWS 製品やサービスに関連する炭素排出量の見積もりを表示できます。
AWS クラウドサービスの利用に伴う二酸化炭素換算トン(MTCO₂e)ベースの排出量を定量化し、可視化するためのダッシュボードとレポートを提供します。
AWS Security Incident Response が Slack との統合を導入
AWS Security Incident Response が Slack との統合に対応しました。これまではセキュリティインシデント対応時に複数のツールを行き来する必要がありましたが、今回の統合により Slack 上で直接ケースの作成や更新が可能になります。
EventBridgeを活用することで、顧客は既存のセキュリティインシデント管理および通知ツールを継続利用しながら、AWSセキュリティインシデント対応機能が活用可能。
AWS IoT Device Management Commands が動的ペイロードをサポート
AWS IoT Device Management Commands で動的ペイロード機能が利用できるようになりました。
これまではデバイスごとに個別のコマンドを作成する必要がありましたが、今回のアップデートによりテンプレート化されたコマンドを作成し、実行時にパラメータを指定できます。
IoTデバイスに対して異なるパラメータ値を持つ類似のコマンドを送信する必要があるシナリオに適しているとされています。
紹介されていたのは、サーモスタットの異なる温度値を設定するために個別のコマンドを作成する代わりに、温度プレースホルダーを含む1つのテンプレートを作成しておけば、実行時に選択可能です。
AWS IoT Device Management Commands
コマンド機能は、クラウドとデバイス間の双方向通信を可能にする MQTT 標準に基づいたリモートアクション機能です。コマンド機能を使用することで、細かなアクセス制御メカニズムを実装し、承認されたユーザーのみが特定のデバイスにコマンドを送信できるようにすることができます。一般的な使用例には、デバイスアクションの開始、デバイス状態の更新、デバイス構成の変更があります。
AWS Marketplace で必須の発注書とカスタムメッセージングをサポート開始
AWS Marketplace で購買注文書の必須化とカスタムメッセージ機能が利用開始されました。
前提条件として、MarketplaceとOrganizationsとの統合が必須。

統合が作成された後に、発注書の必須機能とカスタムメッセージが利用可能に。
AWS のデータベースが Vercel Marketplace で利用可能になりました
Amazon Aurora PostgreSQL、Amazon Aurora DSQL、Amazon DynamoDBを含むAWSデータベースがVercel Marketplaceで一般提供開始されました。
Vercelから直接数秒でAWSデータベースを作成・接続できるようになります。
VercelのページからSolutionより「Tools」の「Marketplace」を選択。

Amazon Aurora PostgreSQL、Amazon Aurora DSQL、Amazon DynamoDBの購入画面へ遷移します。
新規アカウント作成時には 100 ドルのクレジットが付与され、6 ヶ月間利用可能です。
AWS Direct Connect が AWS Fault Injection Service による耐障害性テストをサポート
AWS Direct Connect が AWS Fault Injection Service (FIS) での耐障害性テストに対応しました。
これまでは本番環境での障害時の動作確認が困難でしたが、今回のアップデートにより BGP セッションの中断を意図的に発生させ、冗長化された Virtual Interface への自動切り替えをテスト可能になりました。
FISの実験テンプレートを作成する際に「Direct Connect」が選択可能に。

FISの動作としては、以下です。
AWS Direct Connect接続の耐障害性をテストするため、オンプレミスネットワークと対象仮想インターフェース(VIF)に関連付けられたピア間のボーダーゲートウェイプロトコル(BGP)セッションを一時的に中断します。実験開始前に、FISは実験対象の全VIFが「利用可能」状態であり、各VIFのBGPピアがすべて「利用可能」状態かつ「アップ」のBGPステータスであることを確認します。 実験中、対象仮想インターフェースのBGPピアリングセッションはダウン状態に置かれます。
Amazon SES がメール検証機能を発表
Amazon SES でメールアドレスの事前検証機能が追加されました。メール送信前にアドレスの有効性をチェックし、バウンス率を下げて送信者の評判を保護できます。API での個別検証や、コード変更不要の自動検証が可能です。
AWS IoT Core が HTTP ルールアクションにメッセージバッチング機能を追加
AWS IoT Core の HTTP ルールアクションに、複数の IoT メッセージを 1 つのバッチにまとめて処理する機能が追加されました。従来は各メッセージを個別に HTTP エンドポイントに送信していましたが、今回のアップデートにより複数のメッセージをまとめて送信できるようになり、コストとスループットの負荷を削減できます。
※バッチ処理されたHTTPアクションは単一のアクションとして課金される。
課金単位は5キロバイト(KiB)単位で、AWS IoT Core Rules Engineが下流サービスに送信するバッチ処理済みペイロードのサイズに基づいて計算されます。
Amazon WorkSpaces Applications が Microsoft Windows Server 2025 をサポート開始
Amazon WorkSpaces Applications で Microsoft Windows Server 2025 をサポート開始しました。最新のセキュリティとパフォーマンス向上により、エンドユーザーに Windows 11 デスクトップ体験を提供できます。
AWS IoT が可観測性コストの最適化を支援するイベントベースログ機能を提供開始
AWS IoT でイベントベースロギング機能が新たに利用開始となりました。
従来は全てのイベントを同じログレベルで記録していましたが、今回のアップデートでイベントの種類や重要度に応じて個別にログレベルを設定できるようになります。
Amazon CloudWatchのコストを削減しながらログ管理の効率がアップできます。
Amazon Quick Suite ブラウザ拡張機能が Quick Flows をサポート
Amazon Quick Suite ブラウザ拡張機能で Quick Flows がサポートされました。これまで Web ページから手動で情報を抽出していた作業が、ブラウザ内でワークフローを直接実行することで自動化できます。
※Chrome、Firefox、Edgeの各ストアページから拡張機能をインストールして開始できます。
Quick Flowsとは
Quick Flowsは、Amazon Quick Suiteの一部で、技術者でなくても自然言語(話し言葉)で指示するだけで、繰り返し行う業務をAIを活用して自動化できるインテリジェントなワークフロー作成ツールです。
Amazon Bedrock Data Automation がドキュメントブループリント向けの指示最適化機能を開始
Amazon Bedrock Data Automation で blueprint instruction optimization 機能が登場しました。
従来はドキュメントからの情報抽出精度を上げるのにモデル訓練が必要でしたが、今回のアップデートで最大 10 個のサンプルドキュメントを用意するだけで自動的に指示文を最適化し、本番レベルの精度を実現できます。
最適化が完了したら、ground truthに対する完全一致率やF1スコアを含む詳細な評価指標が提供され、ブループリントが本番環境へのデプロイ準備が整っていることを確信できます。








